居酒屋のメニューに「一合 680円」。健康診断の問診票には「日本酒換算で1日何合」。どちらも、量がピンとこないまま返事をしていませんか。
先に結論です。日本酒の一合は180ml。缶コーヒー1本弱、おちょこなら4〜5杯、コップに注げば1杯弱です。
ただ、これには引っかかりが2つあります。居酒屋で出てくる徳利には、一合入っていないことがあるんですよ。それと「一合=ちょうど適量」という説明も、実は少しだけ超えています。
毎晩の晩酌を一合前後で区切っている私が、その辺りまで正直に書いていきます。
- 一合=180ml。缶コーヒー1本弱・おちょこ4〜5杯という量感
- 一勺から一升・一斗まで、日本酒の単位早見表
- 居酒屋の徳利が一合入っていない「八勺徳利」の正体
- 一合の値段は居酒屋と家飲みで3〜4倍違う
- 一合185kcalの内訳と、純アルコール21.6gが意味すること


日本酒の一合は何ml?答えは180ml(缶コーヒー1本弱)
日本酒の一合は180mlです。
尺貫法という昔ながらの単位で決まった量で、メートル法に切り替わったいまも、日本酒と米にだけしぶとく残っています。
まずは数字と身近な物での量感の2本立てで、この180mlを頭に焼き付けてしまいましょう。
一合=180ml(正確には180.39ml)|g・ccの換算も一発解決
一合は180ml。厳密には約180.39mlですが、日常で0.39mlを気にする場面はまずないので、180mlで問題ありません。
ccという単位はmlとまったく同じなので、一合=180ccです。
グラムはどうか。日本酒の比重は水よりごくわずかに軽い程度でほぼ1なので、一合=約180gと考えて差し支えありません。
つまり180ml=180cc=約180g。ml・cc・gのどれで聞かれても、答えは「180」と覚えてしまえば済むわけです。
ちなみに料理のレシピで「日本酒1合」と書かれていたら、200mlの計量カップの9分目。これだけ知っておくと、台所で固まらずに済みますよ。
180mlってどれくらい?身近な物で量感をつかむ
180mlと言われても、正直ピンときませんよね。お酒に関わる仕事柄よく数字で説明するんですが、mlだけ聞いて「あぁ、あれくらいか」と即答できる人はほとんどいません。
なので、身近な物に並べてみます。
| 身近な物 | 容量 | 一合(180ml)との差 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 缶コーヒー(ショート缶) | 185ml | +5ml | ほぼ同じ。一合=缶コーヒー1本弱 |
| コンビニの小さいペットボトル | 200ml | +20ml | 2割ほど多い |
| 計量カップ | 200ml | +20ml | 9分目がちょうど一合 |
| 給食サイズの牛乳パック | 200ml | +20ml | あれより少し少ないくらい |
| コップ・グラス | 200ml前後 | +20ml | 1杯弱で一合 |
| おちょこ(一般的なサイズ) | 約36ml | -144ml | 5杯で一合 |
覚え方は「缶コーヒー1本弱」でいい
表を見てもらうと分かる通り、一合=缶コーヒー1本弱。これが一番想像しやすい換算だと思います。
朝に缶コーヒーを1本飲む、あの量のお酒。そう思うと、自分にとって多いのか少ないのか、感覚で判断できるはずです。
一勺・一合・四合・一升|日本酒の単位を一覧で整理
一合が分かると、次に気になるのが四合瓶や一升瓶。日本酒の単位は一合を基準にすべてつながっているので、ここでまとめて整理してしまいます。
一勺〜一石まで|単位早見表
日本酒の単位は10倍ずつ大きくなるのが基本です。一勺の10倍が一合、一合の10倍が一升、一升の10倍が一斗。
ただ、数字を眺めるだけでは生活の実感が湧かないので、「毎晩一合ペースなら何日分か」という列を足してみました。
| 単位 | 容量 | 合換算 | 毎晩一合なら | 身近な対応 |
|---|---|---|---|---|
| 一勺(いっしゃく) | 18ml | 0.1合 | — | おちょこ半分ほど |
| 一合(いちごう) | 180ml | 1合 | 1日分 | 缶コーヒー1本弱 |
| 二合 | 360ml | 2合 | 2日分 | 一合徳利2本 |
| 四合(四合瓶) | 720ml | 4合 | 4日分 | ワインボトルとほぼ同じ |
| 五合 | 900ml | 5合 | 5日分 | 四合瓶1.25本 |
| 一升(一升瓶) | 1,800ml | 10合 | 10日分 | 四合瓶2.5本 |
| 一斗(いっと) | 18L | 100合 | 約3か月 | 一升瓶10本 |
| 一石(いっこく) | 180L | 1,000合 | 約2年9か月 | 一升瓶100本 |
なぜ一合は180mlなのか|尺貫法と度量衡法の名残
180.39mlという中途半端な数字には、ちゃんと理由があります。
1891年(明治24年)の度量衡法で、1升は2401/1331リットルと定義されました。その10分の1が1合なので、約180.39mlになったわけです。
その後、1951年制定の計量法によってメートル法への一本化が進み、1959年からは取引や証明に尺貫法を使うことが原則禁止されました。それでも日本酒と米では「合」が慣習として生き残ったわけです。
もともと米も酒も同じ枡で量っていた名残なんですよ。
四合瓶・一升瓶は何合?買うときの選び方に直結する
四合瓶は720mlで4合。ワインボトルとほぼ同じサイズです。一升瓶は1,800mlで10合、四合瓶2.5本分になります。
ここで効いてくるのが、さっきの「何日分」。毎晩一合なら四合瓶で4日、一升瓶だと10日。日本酒は開栓後じわじわ味が動いていくので、飲みきるまでの日数は買うときの立派な判断材料になります。
一人暮らしの方や、週末だけ飲む方なら四合瓶のほうが現実的。四合瓶で買える銘柄は多く、たとえば蓬莱泉「空」や春鹿 純米超辛口もそうです。

おちょこ・徳利・枡だと何杯分?居酒屋の徳利が一合ない理由

一合を器に注ぐと何杯になるのか。ここは居酒屋で自分がどれだけ飲んだかを逆算するのに直結する話です。
そしてこの章には、私がこの記事で一番書きたかったネタも入っています。
おちょこなら4〜5杯、コップなら1杯弱
おちょこ1杯は約36ml(2勺)から45ml(2勺半)が一般的。つまり一合=おちょこ4〜5杯分です。
ぐい呑みはもう少し大きく60ml前後なので3杯程度。器によって「1杯」の中身がまるで違うのが、日本酒のややこしいところなんですよ。
| 器 | 1杯の容量 | 一合で何杯 | 補足 |
|---|---|---|---|
| おちょこ(小) | 約36ml | 5杯 | 2勺。一般的なサイズ |
| おちょこ(大) | 約45ml | 4杯 | 2勺半。少し大きめ |
| ぐい呑み | 約60ml | 3杯 | 冷酒でよく使われる |
| 一合枡 | 180ml | 1杯 | 内寸およそ6.4cm角×深さ4.5cm |
| コップ・グラス | 200ml前後 | 1杯弱 | 満たすと一合を超える |
| 一合徳利(正一合) | 180ml | 1本 | きっちり一合入る |
| 八勺徳利 | 約144ml | 1.25本 | 一合に届かないタイプ |
「もっきり」は量り売り時代の名残
器の小ネタをひとつ。枡にグラスを置いて溢れるまで注ぐ「もっきり」は、枡で量って売っていた量り売り時代の名残と言われています。あの溢れさせる所作にも、ちゃんと歴史があるわけです。
さて、表の一番下に並べておいた八勺徳利。次の話の主役はこれです。
居酒屋の徳利は一合入っていないことがある|八勺徳利の正体
正直に書きます。「一合徳利」として出てくる徳利の中には、実際には八勺(はっしゃく)=約144〜150mlしか入らないものがあります。
八勺は一合の0.8。つまり2割ほど少ない計算です。実際、通販サイトで「一合徳利」の名前で売られている商品にも、仕様欄をよく見ると容量約150mlと書かれているものがあるんですよ。
誤解しないでほしいのは、これは騙しではないということ。八勺徳利は昔から普通に使われてきた器で、悪意があるわけではありません。そもそもメニューに「一合」ではなく「徳利1本」と書いている店も多いです。
とはいえ、一合のつもりで頼んで0.8合ということがあるのは、知っておいて損はないと思います。
確かめ方は簡単。徳利の中身をおちょこに移して、4杯で空になるか5杯出るかを数えるだけです。
逆に、きっちり180ml入る「正一合徳利」を使っていることをメニューに明記している店は、かなり良心的だと思ってください。
家庭用でも、容量180ml(正一合)を明記した徳利とお猪口のセットがあります。燗をつけながら量も確定するので、道具としては合理的ですよ。
家で一合を正確に量る3つの方法
では家ではどう量るか。難しく考える必要はありません。
①計量カップの9分目
200mlの計量カップなら9分目が180ml。目盛りがあればそこに合わせるだけ。いちばん手軽です。
②一合枡を使う
枡は外寸およそ8.5cm角×高さ5.6cm、内寸はおよそ6.4cm角×深さ4.5cmで、すり切り一杯が180ml。見た目の気分も上がります。ただしひのきの枡は木の香りが酒に移るので、そこは好みが分かれるところ。香りごと楽しみたい人向けです。
③正一合徳利を1本用意する
燗をつけるついでに量れるので、一石二鳥。冷やでも使えます。
量ってから飲むようになると、「今週は自分がどれだけ飲んだか」が純アルコール量で把握できるようになります。これが後半の章で効いてきますよ。
量りながら飲む習慣に興味が湧いた方は、まず一合枡がどんなものか覗いてみてください。
日本酒一合の値段|居酒屋と家飲みで3〜4倍違う
八勺の話を、今度はお金に換算してみます。
先に断っておくと、店で飲むのが損だと言いたいわけではありません。場所代も燗つけの手間賃も込みなので、高いのは当然です。ただ、何にいくら払っているかは知っておいて損はない、という話です。
居酒屋の一合相場は400〜1,200円
居酒屋の日本酒一合は、おおむね400〜1,200円。中心は500〜800円で、高級店や希少銘柄になると1,200円を超えてきます。
飲食店の原価率は一般に3割前後、つまり原価の約3倍で値付けするのが基本とされます。四合瓶1,500円の酒なら1合あたりの原価は375円なので、600〜800円という値付けはむしろ妥当な線です。
ただし、出てきた徳利が八勺だった場合。600円÷144mlで1mlあたり約4.2円となり、表示から想像する量より実質2割ほど高くついている計算になります。
家飲みなら一合200〜375円|一升瓶を買う人が得する理由
家で飲む場合はこうなります。一升瓶2,000円なら1合あたり約200円。一升瓶3,000円で1合300円、四合瓶1,500円なら1合375円です。
| 買い方・飲み方 | 一合あたり | 1mlあたり | 一升瓶2,000円との倍率 |
|---|---|---|---|
| 居酒屋 600円(正一合180ml) | 600円 | 約3.3円 | 約3.0倍 |
| 居酒屋 600円(八勺144ml) | 実質750円相当 | 約4.2円 | 約3.8倍 |
| 四合瓶 1,500円 | 375円 | 約2.1円 | 約1.9倍 |
| 一升瓶 3,000円 | 300円 | 約1.7円 | 約1.5倍 |
| 一升瓶 2,000円 | 200円 | 約1.1円 | 1.0倍(基準) |
安さと鮮度はトレードオフ
居酒屋の600円と比べると、家飲みは3〜4倍安い。同じ一合でも、これだけ違うわけです。
もっとも、一升瓶は飲みきるのに10日かかる。開けてから日が経つほど味は動くので、安さと鮮度はトレードオフです。
週に2〜3回しか飲まない人なら、四合瓶を回したほうが結果的に満足度は高いと思いますよ。家飲みのコストを本気で下げたい方は、家飲みの節約とコスパの記事もどうぞ。
日本酒一合のカロリーと糖質|185kcalの中身を分解する
日本酒一合のカロリーは約185kcal。ここでは数字を並べて終わりにせず、その185kcalが何でできているのかまで分解します。ここを知ると、糖質オフの日本酒に対する見方が変わりますよ。
一合=約185kcal・糖質約6.5g|ごはん1杯と比べると
アルコール15度・180mlで計算すると、日本酒一合は約185kcal、糖質は約6.5gです。
※この数値は純米酒基準の目安です。八訂では本醸造酒が約191kcal・糖質約8.1g、普通酒が約193kcalと、酒の種類や銘柄で前後します(出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年)。本記事では一貫して「約」で扱います。
身近な食品と並べてみます。
ひとつ補足を。成分表の数値は「100gあたり」で書かれていて、「100mlあたり」ではありません。日本酒は比重が約0.99〜1.00なので両者はほぼ同じとみなせますが、度数の高い酒ほどこの差が効いてきます。ウイスキーや焼酎を同じ感覚で読むとズレるので、気になる方は焼酎のカロリーの記事もどうぞ。
| 食品 | カロリー | 糖質 |
|---|---|---|
| 日本酒 一合(180ml・15度) | 約185kcal | 約6.5g |
| ごはん 茶碗1杯(150g) | 約234kcal | 約53.4g |
| 食パン 6枚切1枚(60g) | 約149kcal | 約26.6g |
「日本酒=糖質の塊」は誤解
見ての通り、糖質はごはん1杯の約8分の1。「日本酒=糖質の塊」というイメージは、少なくとも量で見るとかなりの誤解です。
ただしカロリー自体は食パン1枚を上回ります。ここは隠さず書いておきます。
「太るかどうか」が気になる方は、ハイボールは太るのかやウイスキーのカロリーの記事のほうが詳しいので、そちらへどうぞ。
185kcalの内訳|アルコール由来151kcal・糖質由来26kcal
ここからが本題です。
一合の純アルコールは約21.6g(15度の場合)。アルコールは1gあたり約7kcalなので、21.6×7=約151kcal。
一方、糖質は約6.5g。1gあたり4kcalなので6.5×4=約26kcal。表にするとこうなります。
| 内訳 | 計算 | カロリー | 構成比 |
|---|---|---|---|
| アルコール由来 | 21.6g × 7kcal | 約151kcal | 約82% |
| 糖質由来 | 6.5g × 4kcal | 約26kcal | 約14% |
| 合計(計算値) | — | 約177kcal | — |
| 表示されるカロリー | 有機酸・アミノ酸など微量成分と端数処理の分を含む | 約185kcal | — |
| 糖質ゼロにした場合 | 26kcal分が消える | 約159kcal | 約14%減にとどまる |
糖質オフに替えてもカロリーはほとんど減らない
つまり、一合のカロリーの8割はアルコールそのもの。糖質由来はたった14%ほどです。
ここから導かれる結論は、なかなか身も蓋もありません。糖質オフ・糖質ゼロの日本酒に替えても、減るのはせいぜい26kcal分。185kcalが約160kcalになるだけです。
カロリーを減らしたいなら、量を減らすか、度数の低い酒を選ぶか。結局この2つしかないんですよ。



一合の純アルコールは21.6g|「ちょうど適量20g」は丸めすぎ
日本酒の話でよく見かけるのが「一合=純アルコール20g=ちょうど適量」という説明です。
便利な目安ではあるんですが、これは度数を無視して丸めた数字なんですよ。実際に計算してみます。
計算式と度数別の早見表|同じ一合でも2割違う
純アルコール量の計算式は、これだけです。
量(ml) × 度数(%) ÷ 100 × 0.8
最後の0.8はエタノールの比重。一合180ml・15度なら、180×15÷100×0.8=21.6gになります。
「約20g」とよく書かれますが、これは15度の21.6gを丸めた便宜的な数字。実際には少しだけ超えているわけです。
そして日本酒は、銘柄による度数差が大きい。原酒なら18度前後もざらにあります。
| アルコール度数 | 一合の純アルコール量 | 男性基準40gに対して | 女性基準20gに対して | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 13度(低アル・生酒系) | 約18.7g | 約47% | 約94% | 女性でもぎりぎり基準内 |
| 15度(標準的な日本酒) | 約21.6g | 約54% | 約108% | 「約20g」の正体はここ |
| 16度 | 約23.0g | 約58% | 約115% | 純米酒に多い度数 |
| 17度 | 約24.5g | 約61% | 約122% | 一合で2割超える |
| 18度(原酒系) | 約25.9g | 約65% | 約130% | 一合でも侮れない |
ラベルの「アルコール分」を見る習慣を
同じ一合でも、13度と18度では純アルコール量が4割近く違います。
ラベルの「アルコール分」表示を見る習慣をつけると、自分がどれだけ飲んだかの精度が一気に上がりますよ。私も原酒を買った日は、はじめから量を少なめにしておきます。
厚労省2024年2月のガイドラインで照合すると
厚生労働省は2024年2月に健康に配慮した飲酒に関するガイドラインを公表しています。
このガイドラインでは、生活習慣病のリスクを高める飲酒量として男性40g以上/日、女性20g以上/日という純アルコール量が示され、お酒の種類ではなくグラムで管理する考え方が基本とされています。
これに一合を当てはめると、15度の21.6gは男性の基準内。ただし女性の場合は、一合で基準に届いてしまう計算になります。
従来の「健康日本21」で示されてきた節度ある適度な飲酒=1日平均20g程度という目安とも、ほぼ同じ水準ですね。
※体質・体重・年齢による差は非常に大きく、飲酒量が少ないほどリスクは小さくなるとされています。持病がある方や心配な方は、必ず医師にご相談ください。
現実的な着地点としては、女性やご高齢の方、お酒に弱い体質の方なら0.5〜0.7合あたり。徳利1本を2回に分ける感覚です。適量を守って、長く楽しめるほうがいいですからね。
毎晩一合は飲みすぎ?分解時間と休肝日のリアル

最後は実生活の話です。一合が体から抜けるまでどれくらいかかるのか。そして、毎晩一合は多いのか。
一合が抜けるまで約4〜5時間|翌朝の運転に注意
アルコールの分解速度は、体重1kgあたり1時間に約0.1gが目安とされています。体重60kgなら1時間で約6g。
一合21.6gなら21.6÷6で約3.6時間、余裕をみて4〜5時間というのが現実的な見積もりです。女性は分解速度がやや遅く、体重1kgあたり約0.085g/時とされます。
| 体重・性別 | 1時間の分解量 | 一合(21.6g)が抜けるまで |
|---|---|---|
| 男性 50kg | 約5.0g | 約4.3時間 |
| 男性 60kg | 約6.0g | 約3.6時間 |
| 男性 70kg | 約7.0g | 約3.1時間 |
| 女性 50kg | 約4.3g | 約5.1時間 |
| 女性 60kg | 約5.1g | 約4.2時間 |
夜10時の一合は深夜2時まで残る計算
夜10時に一合飲めば、深夜2時ごろまではアルコールが残っている計算になります。二合なら、当然のように翌朝へ食い込みます。
※これはあくまで目安で、個人差が非常に大きい数値です。少しでも残っている感覚があれば、絶対に運転はしないでください。
酒おやじの実感|「一合は物足りない、二合だと翌朝残る」
正直なところを書きます。
一合は、物足りないんですよ。おちょこ4〜5杯なんて、いい肴があればあっという間です。
でも二合にすると純アルコールは約43g。翌朝の目覚めが明らかに違う。頭は重いし、寝た気がしない。これは何度も繰り返してようやく学びました。
なので今は、平日は一合+炭酸水、週末だけ二合。これが私の落とし所です。足りない分は、噛み応えのある肴でごまかしています。
なお、適量を超える飲酒が習慣になっている場合は週2日の連続した休肝日が勧められています。偉そうに言える立場ではなく、私自身いまだに苦労しているほうですが。
同じところで悩んでいる方は、晩酌がやめられない人への記事も読んでみてください。
よくある質問(FAQ)
一合まわりでよく聞かれる質問を、まとめて片付けておきます。
Q. 日本酒一合は何グラム?
約180gです。日本酒の比重は水よりごくわずかに軽い程度でほぼ1なので、mlの数字がほぼそのままgになります。180ml=180cc=約180g、と覚えてしまうのが早いです。
Q. 一升瓶は何合入っている?四合瓶は何日分?
一升=10合なので、一升瓶には1,800ml=10合入っています。四合瓶は720mlで4合。毎晩一合ペースなら、四合瓶で4日分、一升瓶で10日分という計算になります。
Q. 米の一合と日本酒の一合は同じ?
体積は同じ180mlです。もともと米も酒も同じ枡で量っていた名残なんですよ。ただし重さは違い、米一合は約150g、日本酒一合は約180gです。
Q. 日本酒一合で酔う?
1〜2合で酔いを感じる人が多いようですが、体質による差が非常に大きい部分です。純アルコール量で見ると、15度の一合21.6gはビール中ジョッキ1杯(500ml・5度で20g)とほぼ同じ量になります。
Q. 一合を飲んだ翌日、運転して大丈夫?
分解の目安は4〜5時間ですが、これは平均値で個人差が大きい数字です。体調や睡眠時間でも変わります。少しでも残っている感覚があれば、運転は避けてください。
Q. 日本酒一合に合うおつまみは?
塩気の強すぎない和のつまみが相性良しです。冷奴、焼き魚、ぬた、板わさあたりは一合をゆっくり飲むのに向いています。太りたくない人向けの選び方は、晩酌で太らないおつまみの記事にまとめています。
まとめ|一合を知ると、晩酌の解像度が上がる
一合という単位、思ったより奥が深かったんじゃないでしょうか。最後に要点だけ。
- 一合=180ml=缶コーヒー1本弱=おちょこ4〜5杯
- 一升=10合。四合瓶は毎晩一合なら4日分、一升瓶は10日分
- 居酒屋の徳利は八勺(約144ml)のことがある。悪意ではなく昔からの器
- 一合は約185kcal。うち8割はアルコール由来なので、糖質オフでもほとんど減らない
- 純アルコールは15度で約21.6g、17度なら約24.5g。厚労省のガイドラインに照らすと女性は一合で基準に届く
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。飲酒後の運転も絶対にやめましょう。
量を知ると、同じ一合でも味わい方が変わります。
今夜は一度、枡か計量カップできっちり量ってから注いでみてください。いつもの一杯が、少しだけ違って見えるはずですよ。
毎晩の一合を目で確かめたい方は、一合枡を晩酌の道具に加えてみるのも手です。


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