「無添加だから体にいいはず」と、缶チューハイ売り場で本搾りレモンを手に取っている方、多いんじゃないでしょうか。
先に結論を言うと、本搾りレモンが体に悪いかどうかを決めるのは、中身ではなく「飲み方」です。
毎晩の晩酌で本搾りのお世話になっている私ですが、お酒に関わる仕事をしている人間として正直に言うと、「無添加=健康」で思考停止するのはちょっと危ないんですよ。
この記事では、キリン公式サイトと厚生労働省の資料をもとに、1缶の純アルコール量16.8gという数字から「1日何本までならセーフなのか」まで、本搾りレモンとの正しい付き合い方を数字で解説していきます。
- 本搾りレモンが「体に悪い」と言われる3つの理由
- 厚労省ガイドラインで見る1日の適量(純アルコール量で判定)
- カロリー・糖質・プリン体のリアルな数値
- 氷結無糖・檸檬堂・ストロング系との「体への優しさ」比較
- 酒おやじ流・体に優しい飲み方5か条




【結論】本搾りレモンは体に悪くない。悪いのは「飲み方」
本搾りレモンは体に悪いのか。いきなり結論からいきますね。
本搾りレモン自体は、缶チューハイの中では最も体に優しい部類と言っていいと思います。
キリン公式サイトによると、本搾りは香料・酸味料・糖類すべて無添加。中身は果汁とお酒、それだけなんですよ。
じゃあ、なぜ「体に悪い」と検索されるのか。
本当の理由は添加物ではなく、アルコールそのものにあります。
本搾りレモンのアルコール度数は6%。350ml缶1本で純アルコール約16.8gと、厚生労働省が「節度ある適度な飲酒」の目安とする1日約20gに、ギリギリ収まる量なんです。
つまり、1本ならセーフ、2本目から話が変わってくるということ。
このあたりの線引きを、ここから数字でしっかり見ていきましょう。
本搾りレモンとは|原材料は果汁とお酒だけの無添加チューハイ
本搾りレモンは、キリンビールが出している果汁系チューハイの代表格です。
最大の特徴は、原材料がレモン果汁とウオッカと炭酸だけという潔さ。
キリン公式サイトでは、香料・酸味料・糖類はすべて不使用と明記されています。人工甘味料も保存料も着色料も入っていません。
正直、ここまで割り切った設計の大手チューハイは、かなり珍しいんですよ。
しかもレモン果汁12%は、缶チューハイとしてはかなり高い数字。実際に飲むと、香料で作った「レモン風味」ではなく、皮のほろ苦さまで感じる、生のレモンを搾ったそのままの味なんです。甘さはほぼゼロで後味がスッと切れるので、食事に合わせやすいのも毎晩選んでしまう理由ですね。
あの「本物のレモンを搾った感」は、この果汁の多さから来ているわけです。
基本スペックを表にまとめました。
まとめ買いだと1本あたりの価格がグッと下がるので、気になる方はまず今の価格だけでもチェックしてみてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | キリン 本搾りチューハイ レモン |
| 分類 | チューハイ(リキュール・発泡性) |
| アルコール度数 | 6% |
| 果汁 | レモン果汁12% |
| 原材料 | レモン、ウオッカ(国内製造)、炭酸 |
| エネルギー | 約38kcal(100mlあたり) |
| 糖類 | 約0〜0.9g(100mlあたり・果汁由来のみ) |
| 添加物 | 香料・酸味料・糖類 無添加 |
| 参考価格 | 350ml×24本で4,000円前後(変動あり) |

本搾りレモンが「体に悪い」と言われる3つの理由
「無添加なのに、なんで体に悪いなんて言われるの?」と思いますよね。
ここからは、ネットでよく見かける「本搾り レモン 体に悪い説」を3つに分解して、一つずつ検証していきます。
結論だけ先に言うと、3つのうち本当に警戒すべきは最初の2つです。
理由1: アルコール度数6%は決して低くない
まず大前提として、無添加でもアルコール自体のリスクはゼロにならないという話です。
厚生労働省のe-ヘルスネットでは、過度の飲酒は肝臓への負担や依存症などのリスク要因になるとされています。これは添加物の有無とはまったく関係ありません。
で、本搾りレモンの度数は6%。
氷結無糖レモンの定番が4%、ストロング系が9%ですから、ちょうど中間の度数なんですよね。
「果汁たっぷりの優しい味なのに、度数はしっかりある」。ここが本搾りの落とし穴だと私は思っています。
味の印象につられて度数の感覚が薄れる。このギャップは意識しておきたいポイントです。
理由2: 飲みやすさゆえに本数が増えやすい
正直に言うと、私が一番危ないと思っているのはコレです。
本搾りって、果汁感が強くてジュース感覚でスイスイ飲めてしまうんですよ。
実際に私も晩酌で飲んでいて「あれ、もう空いたの?」と自分で驚くことがあります。妻にも「今日ペース早くない?」とよく釘を刺されますね…。
ここで数字を出すと、350ml缶2本で純アルコール約33.6g。
これは厚労省が示す女性のリスク基準(1日20g以上)を大きく超え、男性の基準(40g以上)にも迫る量です。
「美味しいから2本、3本」が習慣になると、無添加かどうかに関係なく、体への負担は着実に積み重なっていくとされています。
飲みやすいお酒ほど、量の管理が大事。これだけは声を大にして言いたいところです。
理由3: 糖質・カロリーの誤解(実は糖類は果汁由来で微量)
「チューハイ=甘い=太る=体に悪い」というイメージ、ありますよね。
でも本搾りレモンに関しては、これは半分誤解なんです。
キリン公式の栄養成分表示によると、糖類は100mlあたり約0〜0.9g。しかも砂糖ではなく果汁由来の糖分のみで、1缶あたりでも約0〜3.2gとごく微量です。
じゃあカロリーはというと、350ml缶で約133kcal。
このカロリーの大半は、糖質ではなくアルコール由来です。アルコールは1gあたり約7kcalあるとされていて、栄養をほとんど含まない「エンプティカロリー」と呼ばれています。
つまり太る主因は「糖質」ではなく、アルコール量とつまみの食べ過ぎ。ここを勘違いすると、ダイエットの対策を間違えるので要注意です。



純アルコール量で判定|厚労省ガイドラインと本搾りの適量

本搾りレモンが体に悪いかどうかは、厚生労働省が2024年2月に公表した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」で示された、「純アルコール量」で管理する考え方を使うとスッキリ判定できます。
計算式はこうです。
純アルコール量(g) = 飲酒量(ml) × 度数(%) ÷ 100 × 0.8
本搾りレモン350ml缶なら「350 × 6 ÷ 100 × 0.8」で約16.8g。
そして同ガイドラインでは、生活習慣病のリスクを高める飲酒量は1日あたり純アルコール男性40g以上・女性20g以上とされています。また「健康日本21」における節度ある適度な飲酒の目安は、1日平均約20g程度です。
この基準に、本搾りの缶サイズ×本数を当てはめたのが下の表です。
見てのとおり、350ml缶1本なら適量の目安内。でも500ml缶だと、女性はその1本でリスク基準の20gを超えてしまうんですよ。
毎晩飲んでいる私でも、初めて計算したときは「500ml缶1本でもうアウトなのか」と驚きましたね。
※適量には個人差があります。体質・体調・年齢によってはこの目安より少ない量が適切な場合もあるため、あくまで参考値として考えてください。
| 飲む量 | 純アルコール量 | 男性の判定 | 女性の判定 |
|---|---|---|---|
| 350ml缶×1本 | 約16.8g | ○ 適量の目安内 | △ 目安の20gにほぼ到達 |
| 500ml缶×1本 | 約24.0g | △ 適量の目安を超過 | × リスク基準(20g)超え |
| 350ml缶×2本 | 約33.6g | △ リスク基準(40g)に接近 | × リスク基準を大幅超過 |
| 500ml缶×2本 | 約48.0g | × リスク基準(40g)超え | × リスク基準の2倍以上 |
本搾りレモンで太る?カロリー・糖質・プリン体を検証
「本搾り レモン 太る」と検索している方も多いので、ここで数字をまとめて整理しておきますね。
まずカロリーは100mlあたり約38kcal、350ml缶で約133kcal。ご飯お茶碗に軽く1杯弱くらいのイメージです。
糖類は前述のとおり果汁由来のみで微量。人工甘味料も不使用なので、甘味料入りチューハイ特有の後に残る甘さが苦手な人にも向いています。
そしてプリン体。
本搾りはビールと違ってウオッカベースなので、キリン公式によるとプリン体は果汁由来のごく微量のみとされています。プリン体を気にする方にとって、この点は安心材料ですね。
ただし注意点がひとつ。アルコール自体に尿酸値を上げる働きがあるとされているため、「プリン体ほぼゼロだから飲み放題」とはならない点は覚えておいてください。健康面で不安のある方は、医師に相談するのが確実です。
ダイエット中の付き合い方は、こんな感じがおすすめです。
・1日350ml缶1本までにする
・つまみは揚げ物ではなくタンパク質系(冷奴・焼き鳥塩・枝豆など)
・飲んだ日は〆のラーメン・ご飯ものを我慢する
実際に私も、晩酌のつまみをナッツと冷奴中心に変えてから体重が安定するようになりました。太る原因はお酒そのものより「お酒と一緒に食べるもの」だった、というのが私の実感です(個人の感想です)。

他のチューハイと比較|本搾りは本当に体に優しいのか
「じゃあ他のチューハイと比べてどうなの?」という疑問にもお答えします。
本搾りレモンとよく比較される4商品を、「体への優しさ」に関わる5つの軸で横断比較してみました。
こうして並べると、それぞれの立ち位置がはっきりします。
添加物をとにかく避けたいなら、本搾りが最有力。香料も酸味料も甘味料も使っていないのは、この4つの中で本搾りだけなんです。
一方で、純アルコール量を抑えたいなら氷結無糖レモンの4%という選択肢もアリ。350ml缶で約11.2gと、本搾りより5g以上少なくなります。
私の感覚だと、「何を避けたいか」で選ぶのが正解です。
・添加物を避けたい → 本搾りレモン
・アルコール量を減らしたい → 氷結無糖レモン4%
・度数9%のストロング系 → 1缶で純アルコール約25.2g。毎日の晩酌には正直おすすめしにくい
私も「今日はもう1本いきたいな」という日は、2本目を氷結無糖4%にしてトータルの純アルコール量を調整しています。この使い分け、地味に効きますよ。
度数低めの選択肢が気になる方は、氷結無糖レモンもチェックしてみてください。
| 商品 | 度数 | 純アルコール量(350ml缶) | 人工甘味料 | 香料・酸味料 | 糖類 |
|---|---|---|---|---|---|
| 本搾りレモン | 6% | 約16.8g | 不使用 | 不使用 | 果汁由来のみ |
| 氷結無糖レモン | 4% | 約11.2g | 不使用 | 使用 | 糖類ゼロ |
| 檸檬堂 定番レモン | 5% | 約14.0g | 不使用 | 使用 | 糖類あり |
| ストロングゼロ ダブルレモン | 9% | 約25.2g | 使用 | 使用 | 糖類ゼロ |

酒おやじ流|本搾りレモンの体に優しい飲み方5か条

最後に、毎晩の晩酌で本搾りレモンを楽しんでいる私が実践している「体に優しい飲み方5か条」をお伝えします。
1. 1日350ml缶1本まで
純アルコール約16.8gで、厚労省の適量の目安(約20g)の範囲内。「もう1本」をやらないのが一番効く健康法だと私は思っています。
2. 週2日は休肝日をつくる
毎日飲み続けると肝臓に休みがありません。私は水曜と日曜を休肝日にしていて、翌朝の体の軽さが全然違いますね(個人の感想です)。
3. 水か炭酸水をチェイサーにする
お酒と同量の水を挟むと、飲むペースが自然と落ち着きます。無糖炭酸水なら口もさっぱりして一石二鳥ですよ。
4. 空きっ腹で飲まない
空腹時はアルコールの吸収が速くなるとされています。つまみは冷奴や焼き鳥などのタンパク質系を先に食べるのがおすすめ。
5. 寝酒にしない
寝る直前の飲酒は睡眠の質を下げるとされています。私も以前は寝酒派だったんですが、就寝2時間前までに切り上げるようにしたら、朝のだるさが減りました。
どれも地味ですが、「無添加を選ぶ」より効果が大きいのはこの5か条のほうだと、本気で思っています。お酒は適量を守って、長く楽しみましょう。
よくある質問(FAQ)
最後に、「本搾り レモン 体に悪い」と一緒によく検索される疑問に、Q&A形式でサクッとお答えします。
Q. 本搾りレモンを毎日飲んでも大丈夫?
350ml缶1本(純アルコール約16.8g)なら、厚労省の適量の目安(約20g)の範囲内とされています。ただし毎日だと肝臓に休みがないため、週2日程度の休肝日を挟むのがおすすめです。体質や性別によって適量は下がるので、不安がある方は医師に相談してください。
Q. 本搾りにプリン体は入っている?痛風でも飲める?
ウオッカベースのため、キリン公式によるとプリン体は果汁由来のごく微量のみとされています。ただしアルコール自体に尿酸値を上げる働きがあるとされるため、飲み過ぎは禁物です。痛風など持病のある方は、必ず医師に相談のうえ判断してください。
Q. 本搾りは悪酔いしにくいって本当?
添加物が少ない分すっきり飲めるという声はありますが、悪酔いの主な原因はアルコール量と飲むペースです。無添加でも飲み過ぎれば悪酔いします。私の体感でも、本搾りで悪酔いした日は例外なく「2本以上飲んだ日」でしたね(個人の感想です)。
Q. レモンの酸で歯や胃に悪くない?
本搾りの酸味は果汁由来のクエン酸によるもので、通常の飲用量なら過度な心配は不要と考えられます。気になる方は、飲んだ後に水で口をゆすぐ、空腹時を避けるといった工夫で十分でしょう。胃の不調が続く場合は医療機関へ相談を。
まとめ|本搾りレモンは「量を守れば」最も体に優しい缶チューハイ
本搾りレモンが体に悪いのかどうか、最後に要点を振り返ります。
・香料・酸味料・糖類無添加で、缶チューハイ随一の体への優しさ(キリン公式)
・ただし度数6%・純アルコール16.8g/缶というアルコールのリスクは残る
・厚労省の目安では1日350ml缶1本まで+週2日の休肝日が現実的なライン
つまり、「無添加だから安心」ではなく「無添加かつ適量だから安心」なんです。
※本記事は医療アドバイスではありません。健康状態に不安のある方は医師にご相談ください。また、20歳未満の飲酒・飲酒運転は法律で禁止されています。
私自身、本搾りレモンは晩酌の定番として長く付き合っていきたい一本。だからこそ、1日1本のルールだけは守っています。
量を守って長く楽しみたい方は、まとめ買いで晩酌のストックに加えてみてくださいね。


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