イチローズモルトの定価は、正規取扱店の表示でホワイトラベルが4,235円、ミズナラウッドリザーブ(MWR)が8,800円です(税込・2026年10月時点)。
ほかの通年品もあわせて、下の一覧にまとめました。
ネットで調べると、もっと安い数字や、サイトごとに違う数字が出てきて迷うと思います。
これは改定前の値や税別の値が混ざっているからです。
税込かどうかと、いつの数字かを見れば、見分けがつきます。
で、どれを買うか。
最初の1本なら、私が一番好きなMWRをすすめます。
毎日ハイボールで飲むならホワイトラベル。
この2本で分けて考えると、迷わずに済みます。
- イチローズモルト通年品6種の定価(正規取扱店の表示・2026年10月時点)
- ネットの定価一覧で数字がずれる3つの理由
- イチローズモルトを定価で買う方法
- 最初の1本にMWRをすすめる理由と、ホワイトラベルとの選び分け
イチローズモルトの定価一覧(2026年10月時点)
イチローズモルトの定価を、通年品の6種で一覧にしました。
メーカーの公式サイトでは価格一覧を確認できなかったので、正規取扱店(信濃屋・マツザキ)の表示価格を定価として載せています。
税込・2026年10月時点の表示です。店や時期で変わることがあります。
マツザキは税別の値も併記していて、ホワイトラベルは3,850円、リーフシリーズは8,000円が税別です。
- イチローズモルト&グレーン ホワイトラベル:4,235円
- イチローズモルト&グレーン クラシカルエディション:7,700円
- ミズナラウッドリザーブ(MWR):8,800円
- ワインウッドリザーブ:8,800円
- ダブルディスティラリーズ:8,800円
- イチローズモルト&グレーン リミテッドエディション:11,000円
容量はどれも700mlです。
リミテッドエディションだけは、マツザキの一覧に無く、信濃屋の表示です。
イチローズモルトの通年品は、大きく2つの系統に分かれます。
モルト原酒だけで造る「リーフシリーズ」と、モルトとグレーンを合わせた「モルト&グレーン」です。
MWR・ワインウッドリザーブ・ダブルディスティラリーズの3本がリーフシリーズで、3本とも同じ8,800円です。
つまり、どのリーフを選ぶかは値段では決まりません。
リーフシリーズの違いは後熟の樽と原酒の組み合わせで、選び方は後半で書きます。
なお、カードシリーズなどの限定品は、この一覧には入れていません。
限定品は出るたびに値段も本数も違うので、通年で並ぶ6種に絞りました。
最初の1本はMWR|私が一番好きなウイスキーの話

最初の1本にMWR(ミズナラウッドリザーブ)をすすめるのは、私の一番好きなお酒だからです。
イチローズモルトの中で、ではなく、お酒全体で一番。
なぜそこまで推すのか、味と、ほかの銘柄との比べ方から書きます。
とにかく飲みやすいのに上品
MWRは、とにかく飲みやすいのに上品です。
スモーキーさや樽の強さで「ウイスキーを飲んでるな」と感じさせる1杯とは、少し違います。
上品な甘さがあって、ミズナラ樽の香りがする。
それでいて、スッと飲めます。
どんな食事ともよく合うのも、気に入っているところです。
造りでいうと、たくさんの種類のモルト原酒をブレンドして、ミズナラの木桶でさらに後熟させたブレンデッドモルト。度数は46%です。
ミズナラは日本の木で、樽にすると独特の香りが出やすいことで知られています。
あの香りの出どころは、この桶です。
クセに身構えなくていいので、イチローズモルトを初めて飲む1本に向いています。
ほかのイチローズモルトも飲んで、やっぱりこれ
ほかのイチローズモルトもひととおり飲みましたが、
MWRがダントツで美味しい。
人気でプレ値になるのも頷けます。
酒屋で定価で手に入れられたのは、一度だけ。
今は店で定価で買うのはかなり難しいので、ネットで買っています。
ネットの定価一覧で数字がずれる理由
「イチローズモルト 定価」で調べると、サイトによって数字が違います。
ホワイトラベルが3,850円だったり、リーフシリーズが8,000円だったり。
ずれる理由は、主に3つです。
1. 改定前の値が残っている
ホワイトラベルの3,850円は、改定前の税込の値です。
販売店の告知(2023年5月の山根酒店など)では、同年7月1日から税込3,850円が4,235円に変わるとされています。
古いまとめ記事は、更新されずにこの数字のまま残っていることがあります。
つまり、少なくともホワイトラベルは、以前より値上げされているということです。
2. 税別の値が「税込」として載っている
リーフシリーズの8,000円は、税別の値そのものです。
正規取扱店の表示でも「8,000円(税別)/8,800円(税込)」と並んでいます。
ややこしいのはホワイトラベルで、改定前の税込3,850円と、今の税別3,850円が同じ数字。
だから3,850円は、古い一覧にも新しい一覧にも出てきます。
まとめ記事の中には、「税込」の見出しのまま8,000円を載せているものもあります。
3. 公式の価格一覧が見当たらない
メーカーの公式サイトで価格一覧を確認できないため、各サイトがそれぞれ別の販売店の値段を書いています。
基準がそろっていないので、数字もそろいません。
迷ったら、税込かどうかと、いつの数字かを見てください。
- 税込か税別か(税別なら1.1倍して比べる)
- いつ時点の数字か(日付のない一覧は、古い値のままの可能性がある)
いまの基準は、冒頭の一覧(税込・2026年10月時点)です。
イチローズモルトを定価で買うには
イチローズモルトを定価で買う方法は、大きく分けて3つあります。
どれも「いつでも買える」わけではないので、入荷のタイミングをつかむのが基本です。
- 正規取扱店の店頭・通販:信濃屋やマツザキなど、メーカーから正規に仕入れている酒屋。通販ページにも定価で並びますが、在庫があるのは入荷したときだけ。1人1本までといった購入制限が付くことも多いです
- 百貨店の抽選販売:高島屋がアプリで抽選をするなど、人気の銘柄は抽選で売られることがあります。最近の対象は限定ボトルが中心です
- 量販店の会員限定販売:国産の人気ウイスキーの限定品を、カード会員限定の抽選販売にしている量販店もあります。応募には会員登録が要ります
どの方法でも、リーフシリーズの3本は、取扱店でも在庫切れの表示をよく見ます。
2026年10月に見たときは、信濃屋では3本とも在庫切れ。
一方で、マツザキの商品ページにはMWRの在庫表示がありました(1人1本まで)。
店によって、タイミングによって違うということです。
気になる店の通販ページをいくつか決めて、ときどき覗くのが、いちばん現実的なやり方です。
抽選の案内は、百貨店のアプリや店のメールマガジン、会員向けのページに出るので、登録しておくと見逃しにくくなります。
当たれば定価で買えるので、店頭を探し回るより手間の少ない方法です。
店頭では、MWRはなかでも見かけにくい1本です。
見かけたら買う、くらいに思っておくと、探すのも苦になりません。
どれを買うか|MWR・ホワイトラベル・ワインウッドリザーブの選び方

イチローズモルトのどれがいいかは、用途で選ぶと迷いません。
通年品の6種を、造りと向く飲み方で早見表にしました(造りは正規取扱店の商品説明によります)。
値段は上の一覧で見てください。
| 名称 | シリーズ | 造りの特徴 | 向く飲み方 | 最初の1本としての位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| ミズナラウッドリザーブ(MWR) | リーフ(ゴールドリーフ) | モルト原酒をブレンドし、ミズナラの木桶で後熟したブレンデッドモルト | ストレート・少量の加水 | ◎ 最初の1本に |
| ホワイトラベル | モルト&グレーン | モルトとグレーンを合わせたブレンデッド。海外の原酒も使う「ワールドブレンデッド」 | ハイボール | ○ 毎日のハイボール用に |
| ワインウッドリザーブ | リーフ(レッドリーフ) | 赤ワイン樽で後熟したブレンデッドモルト | ストレート・少量の加水 | MWRの次に |
| ダブルディスティラリーズ | リーフ(グリーンリーフ) | 2つの蒸溜所のモルト原酒を合わせたブレンデッドモルト | ストレート・少量の加水 | 飲み比べの3本目に |
| クラシカルエディション | モルト&グレーン | 海外の原酒を秩父でさらに熟成させたワールドブレンデッド | — | 慣れてから |
| リミテッドエディション | モルト&グレーン | 秩父で熟成したモルトとグレーンの原酒を合わせたワールドブレンデッド | — | 慣れてから |
最初の1本ならミズナラウッドリザーブ(MWR)
ミズナラウッドリザーブは、多種多様なモルト原酒をブレンドし、ミズナラの木桶でさらに後熟させたブレンデッドモルトです(正規取扱店の商品説明より)。
度数は46%、容量は700ml。
ミズナラ由来の香りが、このボトルの持ち味です。
香りを見るなら、ストレートか、水を数滴たらす程度の加水がおすすめ。
少し水を足すと、香りが立ちやすくなります。
グラスは、口がすぼまったテイスティンググラスだと香りが集まりやすくなります。
加水の考え方はウイスキーに水を足すのは邪道かで詳しく書いています。
毎日のハイボールならホワイトラベル
イチローズモルト&グレーン ホワイトラベルは、モルトとグレーンを合わせたブレンデッドウイスキー。度数は46%です。
グレーンは、トウモロコシなどの穀物から造る軽めの原酒のことです。
「ワールドブレンデッド」と名が付くとおり、海外の原酒も合わせています。
一般的なウイスキーの40%より少し高い度数なので、炭酸で割っても味がぼやけにくくなります。
通年品の中ではいちばん手に取りやすい価格帯で、毎日のハイボールに回しやすい1本です。
作り方の基本は3つ。
まず、グラスに氷をたっぷり入れる。
次に、ウイスキーを注いでよく混ぜ、グラスごと冷やす。
最後に、炭酸を氷に当てないよう静かに注ぎ、縦に1回だけ混ぜる。
混ぜすぎると炭酸が抜けるので、最後は1回で止めるのがコツです。
MWRの次に試すならワインウッドリザーブ
ワインウッドリザーブは、赤ワイン樽で後熟させたリーフシリーズの1本です(正規取扱店の商品説明より)。
度数はMWRと同じ46%。
ワイン樽で後熟させたウイスキーは、一般に果実のような香りが加わるといわれます。
MWRとの違いは、後熟に使う樽の種類です。
ミズナラの木桶か、赤ワイン樽か。
同じリーフシリーズで樽だけが違うので、MWRの次に飲み比べるのにちょうどいい組み合わせです。
よくある質問
イチローズモルトの定価と選び方について、よく聞かれることをまとめました。
金額は冒頭の一覧を見てください。
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まとめ
イチローズモルトの定価について、要点は3つです。
- 定価は正規取扱店の表示を基準に。一覧は冒頭にまとめています
- ネットで数字がずれるのは、改定前の値と税別の値が混ざるから。税込か、いつの数字かを見る
- 最初の1本はMWR、毎日のハイボールはホワイトラベル
ミズナラの木桶で後熟させた香りが持ち味で、イチローズモルトの入り口にちょうどいいのがMWR。
最初の1本を選ぶなら、ミズナラウッドリザーブから始めてみてください。


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