響 ブロッサムハーモニーの2026年版は、2025年版と何が違うのか。定価はいくらで、どこで買えるのか。そして、味はどうなのか。
先に答えを書くと、公式の中味の説明とテイスティングノートは、2025年版と同じ文言です。
年版で選ぶ必要はありません。公式の説明で変わっているのは、ボトルの意匠と価格です。
この記事では、サントリー公式の説明を年版ごとに並べて確かめたうえで、味と定価・買い方まで書きます。
- 2025年版・歴代との違い(公式の説明で比べる)
- 味と、響 JAPANESE HARMONYとの違い
- 棚にある最新版を飲んだ感想
- 定価(公式の価格)と抽選・買える経路
- おすすめな人・別の響が合う人
【結論】2026も公式の説明は2025と同じ。年版で選ばなくていい
この記事の答えを、3つに分けて書きます。
1つ目は、年版の違いです。
今年の版の公式の中味の説明とテイスティングノートは、2024・2025年版の公式ページと同じ文言です(違いは「さくら」が漢字かひらがなかの1語だけ)。
テイスティングノートの文言は、2021年版から同じです。
なので、どちらの年版かで選ばなくていい。
公式の説明で違うのは、ボトルの意匠と公式の価格(定価)です。
公式の価格は、2024・2025年版が13,200円、最新版が14,300円です(いずれも税込)。
2つ目は、味とJAPANESE HARMONYとの違いです。
桜の材でつくった「桜樽」で後熟させた長期熟成グレーン原酒を、アクセントに加えた響です。
公式のノートには、さくら・きんもくせいの花の香りと、アカシアハニー・ラ・フランス・桜餅のような甘さが並びます。
定番の響 JAPANESE HARMONYより、甘く、花の香りに寄せた響です。
3つ目は、飲み方と買い方の入口です。
公式のおすすめは、濃いめのハイボール(ウイスキー1:ソーダ2〜3)と、食後のロック。
毎年5月下旬ごろに、数量限定で出ます。
今年は公式の抽選案内が見当たらず、百貨店や酒販店の抽選、通販で探す形です。
- 年版の違い: 公式の中味の説明もテイスティングノートも2025年版と同じ文言。年版で選ばなくていい
- 味: 桜樽の原酒をアクセントにした、甘く花寄りの響。JAPANESE HARMONYより甘さと花の香りが前に出る
- 飲み方・買い方: 公式のおすすめは濃いめのハイボールと食後のロック。最新版は百貨店・酒販店の抽選や通販で探す
響 BLOSSOM HARMONY 2026の基本情報|桜樽のグレーン原酒をアクセントにした限定の響
響 BLOSSOM HARMONY 2026は、サントリーのブレンデッドウイスキーです。
ブレンデッドは、モルト原酒とグレーン原酒を組み合わせてつくるウイスキーのこと。
響は、サントリーが「ブレンデッドウイスキーの最高峰」と位置づけるブランドです。
このシリーズの特徴は、桜樽です。
公式の言葉では「桜の材を使った『桜樽』」。
桜の木でつくった樽に原酒を移して、もう一度寝かせている(後熟)ということです。
2021年の初登場のとき、サントリーはこれを「ブランド初となる桜樽」と書いていました。
2021年から毎年1回、ボトルの意匠を変えて出ている限定の響です。
今年の版の中味について、公式はこう説明しています。
「ブレンドのアクセントにしたのは、桜の材を使った『桜樽』で後熟させた長期熟成グレーン原酒。さくらやきんもくせいのようにピュアで華やかな香りが特長。尖ったところのない澄んだ綺麗な味わいの中に、アカシアハニーやラ・フランスのようなやわらかい甘さが感じられます。桜樽原酒の個性を取り入れながら、『響』らしい美しい調和を目指しました。」
(サントリー公式・製品情報ページ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | サントリーウイスキー 響 BLOSSOM HARMONY 2026 |
| 種類 | ブレンデッドウイスキー ※日本洋酒酒造組合の定めるジャパニーズウイスキーの表示基準に合致(公式の注記) |
| アルコール度数 | 43度 |
| 容量 | 700ml |
| 熟成年数 | 表記なし(ノンエイジ) |
| アクセントの原酒 | 「桜樽」で後熟させた長期熟成グレーン原酒 |
| 発売 | 5月下旬(報道ベース。公式ページに発売日の記載なし) 例年どおり数量限定 |
| ボトル | 24面カットのボトル・越前和紙のラベル |
| 純アルコール量 | 30mlあたり約10.3g(容量と度数からの算出。公式の表示ではありません) |
2026と2025・歴代の違い|公式の説明は同じ、変わったのは意匠と価格
「今年の版と2025年版は何が違うの?」「毎年、中身が変わっているの?」
ここは、サントリー公式の文言を年版ごとに並べて答えます。
下の表は、各年の公式ページ(製品の情報ページと、会員向けの案内)から拾った言葉です。
| 年版 | 原酒の説明(公式の言葉) | 公式テイスティングノート | 意匠のテーマ | 公式の抽選販売 |
|---|---|---|---|---|
| 2021 | 「桜樽フィニッシュ原酒」(ニュースリリース) 「桜樽で後熟させた希少な原酒」(会員向け案内) | 下の見出しの文言 | 円形に四季の花々「百花」 | 500本 |
| 2022 | 「桜樽で後熟させた希少な原酒」(会員向け案内) | 2021と同じ | 八角形の皿に、松皮菱と季節の花々 | 1,000本 |
| 2023 | 同上(会員向け案内) | 2021と同じ | 松皮菱と吉祥の花々 | 2回に分けて実施(本数の記載なし) |
| 2024 | 「『桜樽』で後熟させた長期熟成グレーン原酒」(情報ページ) | 2021と同じ | 「呼継ぎ」に着想。桐竹鳳凰・桜・牡丹 | 2回に分けて実施(本数の記載なし) |
| 2025 | 2024と同じ文言(情報ページ) | 2021と同じ | 「呼継ぎ」の思想。孔雀牡丹・青海波・亀甲 | 2回に分けて実施(本数の記載なし) |
| 2026 | 2024・2025と同じ文言(情報ページ) | 2021と同じ | 「呼継ぎ」にならう。牡丹・菊・鷹 | 公式の案内は見当たらない(下の見出しで説明) |
表の読み方は、こうです。
2024年版から今年の版までは、原酒の説明もテイスティングノートも同じ文言。だから、年版で選ばなくていい。
毎年変わるのはボトルの意匠で、公式の価格も何度か上がっています。
※表の本数は、サントリーの専用サイトで抽選販売した本数です。生産本数ではありません。
(2021年の案内には「限定商品の一部を抽選販売するもの」とあります)
公式テイスティングノートは2021年版から同じ
最新版の公式テイスティングノートは、こうです。
色:琥珀色
香り:芳しい花の香り、さくら、きんもくせい
味わい:円やかな口当たり、のびやかな口中香、アカシアハニー、ラ・フランス、桜餅のような上品な甘さ
余韻:長く豊かで華やかな余韻
(サントリー公式・製品情報ページ。上で引用したのと同じページ)
これと同じ文言が、2021〜2025年の公式の会員向け案内と、2024・2025年の情報ページにも載っています。
公式の言葉で見るかぎり、味の説明は毎年同じです。
短くまとめると、花の香りに、はちみつと洋梨と桜餅の甘さ。
甘く、華やかな方向の響です。
ただし、公式は「毎年同じ中身」とも「毎年組み直している」とも書いていません。言えるのは、説明文が同じというところまでです。
中味の説明は2024年版から同じ文言
中味の説明も、2024年版・2025年版・今年の版の情報ページで同じ文言です。
書き出しは、どの年も「ブレンドのアクセントにしたのは、桜の材を使った『桜樽』で後熟させた長期熟成グレーン原酒」。
違うのは、2024・2025年版が「桜やきんもくせい」と漢字で、今年の版だけ「さくら」とひらがなになっているくらいです。
2021〜2023年版は、説明の言葉が違います。
2021年のニュースリリースは「『響』の主な構成原酒をベースに、ブランド初となる桜樽で後熟させた『桜樽フィニッシュ原酒』をブレンド」。
2021〜2025年の会員向け案内は「桜樽で後熟させた希少な原酒」でした。
「グレーン原酒」という言葉が出てくるのは、2024年の情報ページからです。
2025年版を探していて、今年の版なら手に入る。
そんなときは、気にせず今年のでいいと思います。
毎年変わるのはボトルの意匠
毎年変わるのは、ボトルと化粧箱の意匠です。
最新版について、公式はこう書いています。
「柄の異なる器を金で継ぐ『呼継ぎ』にならい、牡丹や菊、鷹などの吉祥文様を、幾重にもなるやわらかな曲線の中に配しています。」
2024・2025年版も「呼継ぎ」がテーマで、2021〜2023年版は円形・八角形・松皮菱の意匠でした。
2024年版から今年の版までの公式ページは、どれも24面カットのボトルと越前和紙のラベルを挙げています。
味の説明が同じなら、あとは意匠で選ぶのも自由です。
贈り物にするなら、箱の柄で選ぶのもありです。
棚の2026を飲んでみた|甘い花の香りで、JHより甘い

ここからは、私の感想です。
響 ブロッサムハーモニーの2026年版は、箱ごと私の棚にあります。
開けてからは、ちょっといい日に少しずつ飲んでいます。
箱の牡丹や鷹の柄は、手に取ると思ったより落ち着いた色でした。
ストレートの香り|甘い花と、桜餅っぽさ
まずはストレートで。
グラスに注ぐと、甘い花の香りがふわっと来ます。
鼻を近づけると、桜餅みたいなやさしい甘い匂い。
アルコールのツンとした感じは弱めです。
味|まろやかで甘く、重くない
口に入れると、まろやか。
甘さがはっきり来て、はちみつっぽい感じがあります。
でも、重たくはない。
飲み込んだあとも、華やかな香りが長めに残ります。
43度あるのに、するっと飲めてしまう。つい飲みすぎそうになるので、量は控えめにしています。
濃いめのハイボールとロック
公式のおすすめどおり、濃いめのハイボールにもしてみました。
ウイスキー1に、ソーダ2〜3くらい。
花の香りが立って、飲みやすい。
甘さも、ちゃんと残ります。
ロックにすると、甘さが少し落ち着きます。
氷が溶けるのを待ちながら、ゆっくり飲めるのがいい。
棚の響 JAPANESE HARMONYと比べると、こっちのほうが甘くて、花の香りが濃い。
JAPANESE HARMONYは軽くて飲みやすい響。ブロッサムハーモニーは、甘さに寄せた響です。
毎晩開けるというより、ちょっといい日に開ける1本。そういう酒です。
響 ブロッサムハーモニーの定価と抽選|2026は14,300円
ここからは、値段と買い方の話です。
この記事で「定価」と書くときは、サントリー公式サイトに表示されている価格のことを指します。
確認した範囲で「希望小売価格」という言葉があるのは、2021年のニュースリリースだけ。2021〜2025年の会員向け案内と、2024年以降の製品ページは、税込の「価格」表示です。
※実売や転売の価格は、店や時期で大きく変わるので、この記事では書いていません。
公式の価格は今年の版が14,300円、2024・2025年版は13,200円
今年の版の公式の価格は、14,300円(税込)です。
サントリーが公式に出している価格を、年版ごとに並べます。どれも700ml・1本です。
- 2021年版: ニュースリリースの希望小売価格は8,000円(税別)。会員向け案内の価格は8,800円(税込)
- 2022・2023年版: 11,000円(税込)
- 2024・2025年版: 13,200円(税込)
- 2026年版: 14,300円(税込)
最新版は、2025年版より1,100円上がりました。
値上げの理由は、公式には書かれていません。
抽選は毎年春。今年は公式の抽選案内が見当たらない
これまでは、春にサントリーの専用サイトで申し込みを受け付けて、5月下旬に発売、という流れでした。
受付は2022〜2025年が3〜4月、2021年は4月〜5月上旬です。
本数が書かれているのは、2021年(500本)と2022年(1,000本)だけ。これは公式サイトで抽選販売した本数で、生産本数ではありません。
2023〜2025年は2回に分けて受け付けていて、本数の記載はありません。
今年は、サントリー公式の抽選案内ページが見つかりませんでした(2026年10月時点)。
発売前の5月21日の時点で「公式抽選販売の気配はない」「このまま一般販売になるとみられる」と、グルメWatchも報じています。
最新版を探すなら、経路は次のとおりです。どれも報道や販売店の情報で、在庫や受付は時期で変わります。
- 百貨店のアプリ抽選(例: 高島屋が5月に実施)
- 楽天市場の各店(発売直後から販売)
- Amazonの、抽選なしで買えるセット販売(10月に報道)
来年以降は、春に公式や百貨店の案内が出るかを見てください。
響 JAPANESE HARMONYとの違い|桜樽の原酒で甘く、花寄り
同じ響のノンエイジ(熟成年数の表記がないもの)でも、ブロッサムハーモニーは年1回の限定、JAPANESE HARMONYはいつでも買える定番です。
いちばんの違いは、桜樽の原酒が入っていること。
公式のテイスティングノートを並べると、香りの方向も違います。
| 項目 | BLOSSOM HARMONY 2026 | JAPANESE HARMONY |
|---|---|---|
| 位置づけ | 年1回の限定(例年5月下旬) | 定番 |
| 原酒の公式説明 | 「桜樽」で後熟させた長期熟成グレーン原酒をアクセントに | 製品ページに個別の記載なし (「華やかに広がる、やわらかい味わい」) |
| 香り | 芳しい花の香り、さくら、きんもくせい | ローズ、ライチ、ほのかなローズマリー、熟成した樽の香り、白檀 |
| 味わい | 円やかな口当たり、のびやかな口中香、アカシアハニー、ラ・フランス、桜餅のような上品な甘さ | ハチミツの透き通った甘さ、オレンジピールチョコレート |
| 余韻 | 長く豊かで華やかな余韻 | 繊細、やさしく穏やかに続く余韻、ほのかなミズナラ |
| 公式のおすすめの飲み方 | 濃いめのハイボール(1:2〜3)、食後のロック | 製品ページに記載なし |
| 度数・容量 | 43度・700ml | 43度・700ml |
どちらも、花の香りの響です。
ブロッサムハーモニーは、桜・きんもくせいと桜餅の甘さ。JAPANESE HARMONYは、ローズ・ライチとミズナラの余韻。
飲み比べた人からは、同じ系統の香りで、ブロッサムハーモニーのほうが香り立ちが強い、という声もあります。
甘さと華やかさを取るなら、ブロッサムハーモニー。
いつでも買える定番の響を軽く飲みたいなら、JAPANESE HARMONYも候補になります。
JAPANESE HARMONYの定価と味は、響 ジャパニーズハーモニーの定価と味にまとめています。
響 ブロッサムハーモニーはまずい?おすすめな人・おすすめしない人
「響 ブロッサムハーモニー まずい」と検索されることもありますが、まずいと結論している実飲レビューは見当たりません。
否定寄りの声は、「甘さが前に出て、響らしい複雑さは控えめ」「加水すると甘さが引いて、ビターが出る」くらいです。
好みが分かれるのは、甘さ。甘いウイスキーが得意かどうかで、評価が変わります。
おすすめな人と、別の響が合う人を分けると、こうなります。
- 甘く華やかなウイスキーが好きな人
- 桜の季節や祝いの席に開ける1本を探している人
- 2025年版を探していて、今年の版でも構わない人(公式の説明は同じ)
- 濃いめのハイボールやロックで、花の香りを楽しみたい人
- いつでも手に入る定番の響を軽く飲みたい人(JAPANESE HARMONYが合う)
- 甘さより、樽の感じや複雑さを取りたい人(年数表記のある響やほかの銘柄も候補)
- 熟成年数の表記が欲しい人(ブロッサムハーモニーは年数表記なし)
当てはまる項目が多かった方は、最新版の取り扱いを一度見てみてください。
響 ブロッサムハーモニーのよくある質問

響 ブロッサムハーモニーについて、よく聞かれることをまとめました。
Q. 響 ブロッサムハーモニーは何年熟成?
年数の表記はありません(ノンエイジ)。公式はアクセントの原酒を「長期熟成グレーン原酒」と書いていますが、何年かは示していません。年数表記が何を意味するかは、ウイスキーの「12年」の意味で書いています。
Q. 500本・1,000本限定って本当?
公式サイトの抽選で販売した本数です。2021年は500本、2022年は1,000本でした。2021年の案内には「限定商品の一部を抽選販売するもの」とあり、生産本数ではありません。生産本数は、公式には出ていません。
Q. 2026でシリーズは最後?終売?
今年5月の会員向けメールで「最後を飾る2026年の発売」と案内された、と報じられています。ただ、公式の製品ページには、終売や最後という記載はありません。気になる方は、来年の春に公式の案内が出るかを見てください。
Q. ハイボールにしていい?
いいです。公式のおすすめが「濃いめのソーダ割り」で、ウイスキー1:ソーダ2〜3が目安。サントリーの角ハイボールの公式レシピ(角1:ソーダ4)より濃いめです。公式は「食事との相性も良い一杯」とも書いています。炭酸水の選び方は、ハイボールに合う炭酸水にまとめています。
Q. 合うおつまみは?
公式のおすすめは、食後のロックと和菓子です。「あんこや和三盆糖の奥ゆかしい甘さや、きな粉の香ばしい香りとの相性が良く」とあります。甘いもの同士で合わせる、という考え方です。
まとめ|年版より、甘く華やかな響が好みかで決めていい
響 ブロッサムハーモニー2026について、答えをもう一度まとめます。
今年の版は、公式の中味の説明もテイスティングノートも、2024・2025年版と同じ文言です。年版で選ばなくていい。
公式の説明で変わったのは、意匠と価格です。
味は、JAPANESE HARMONYより甘く花寄り。公式のおすすめは、濃いめのハイボールと食後のロックです。
※お酒は20歳になってから。適量を守って、ゆっくり楽しんでください。
買い方は、百貨店・酒販店の抽選や通販。来年以降は、春の公式案内を見てください。
定番の響を軽く飲みたいなら、JAPANESE HARMONYも候補です。
同じサントリーの限定品なら山崎 Story of the Distillery 2025の味と2026との違いと白州ストーリー2025の味と定価。響の定番は響 ジャパニーズハーモニーの定価と味、ほかの国産ウイスキーは宮城峡のレビューや竹鶴ピュアモルトはまずい?で書いています。
甘く華やかな響が好みなら、今年の版を手に取ってみてください。


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