冬の金曜の夜。子供が寝たあとの静かな台所で、メーカーズマークのホットトディーを作る。私の冬の定番です。湯気ごしに立ちのぼる甘い香り。
で、この飲み方の話をすると、たまに聞かれるんですよ。「ウイスキーをお湯で割るのって、ありなんですか?」と。
ありです。それも、メーカーが公式に作り方を載せているくらい、ちゃんとした「あり」。
ただ、先に正直に書いておきます。この記事は以前、この飲み物に「効能」がある前提で書かれていました。今回、それを全部書き直しています。理由は後半で。
- ホットウイスキー(ウイスキーのお湯割り)はメーカー公式レシピがある、ちゃんとした飲み方
- 基本の作り方|お湯は70〜80℃・ウイスキー1:お湯2〜3
- まずくなる最大の原因は銘柄ではなく温度
- 「温かく感じる」と「体温が上がる」は別の話(公的資料で確認した範囲と、当サイトの推論の範囲を分けて書きます)
- 1杯の度数と純アルコール量の早見表|お湯で割っても1gも減らない
- 旧版が書いていた「風邪に効く」を撤回した理由
ホットウイスキーという飲み方は「ある」|ただし体温が上がるわけではない
ホットウイスキーとは、ウイスキーをお湯で割る飲み方のこと。「ウイスキーのお湯割り」でも「ウイスキーの湯割り」でも、呼び方が違うだけで中身は同じです。
焼酎のお湯割りほどの市民権はありません。でも、れっきとした飲み方です。スコッチの定番銘柄デュワーズの公式サイトが、作り方を数字つきで公開しています。お湯の温度は70〜80℃、比率はウイスキー1にお湯2〜3。ここまで具体的に数字が出ている飲み方を、邪道とは呼べないでしょう。
それでも「邪道では?」と引っかかる方は、水割りは邪道なのかを検証した記事をどうぞ。お湯割りは加水の延長線にあります。
で、もうひとつ必ず聞かれるのが「どんな効果があるの?」。
ここは正直に書きます。飲むと温かく感じます。それは本当。ただ、温かい液体を飲めば温かいのは当たり前で、問われているのは「アルコールの作用で体温そのものが上がるのか」のほう。そう書いた公的資料は、探しても見つかりませんでした。むしろ逆方向を思わせる説明が、別の文脈で出てくる。詳しい仕組みは後半にまとめました。ここでは1行だけ。温かく感じることと、温まっていることは、別です。
だから、私の答えはこうなります。
温まるために飲むのではなく、うまいから飲む。それで十分。
ホットは「夜が冷えるほどうまくなる」珍しい飲み方。理屈抜きで、それだけの価値がある。
基本の作り方|お湯は70〜80℃・ウイスキー1:お湯2〜3

グラスを温めて、ウイスキーを注いで、お湯を足す。5分もかかりません。数字の土台はデュワーズ公式の記載です(温度は70〜80℃が「最適」、比率は1:2〜3が「一般的」)。
材料と分量(ウイスキー45ml・お湯90ml)
材料は最大でも4つ。特別な道具は要りません。
比率は公式が「一般的」とする「ウイスキー1:お湯2〜3」の範囲で、この記事は1:2(45ml+90ml)で統一します。濃いと感じたら1:3へ。そこは好みです。
はちみつとレモンは無くても成立します。ただ、はちみつが少し入ると角が取れて、表情がまるで変わる。小分け容器はすぐ使い切るので、料理と兼用できる大きめのボトルが結局ラクです。
| 材料 | 分量 | 備考 |
|---|---|---|
| ウイスキー | 45ml(大さじ3) | 手頃な銘柄でOK |
| お湯 | 90ml | 70〜80℃(デュワーズ公式) |
| はちみつ | 小さじ1〜2 | 任意。お好みで調整 |
| レモン | スライス1枚 | 任意。ポッカレモンでも可 |
手順は3ステップ|グラスを温める→ウイスキー→お湯
【Step 1】グラスを温める
耐熱グラスかマグカップにお湯を注いで1分ほど置き、そのお湯は捨てます。冷たいグラスだと、せっかくの一杯がすぐぬるくなるので。
【Step 2】ウイスキー(とはちみつ)を先に入れる
温めたグラスにウイスキー45mlを注ぎます。はちみつを入れる場合はここで。お湯より先にウイスキーと合わせておくと、きれいに溶けます。後から入れると底に溜まって、最後の一口だけ妙に甘くなるんですよ。
【Step 3】70〜80℃のお湯を注ぐ
お湯90mlを注いで軽く混ぜ、レモンスライスを浮かべたら完成。沸かしたてのお湯は使わず、沸騰後1〜2分待ってから注いでください。理由は次の「コツ」で。
ウイスキーとお湯、どっちが先?→どちらでもいい
細かい話ですが、ここは原典を3つ引き直しました。結論、三者とも同じでした。決まった順番は無い。
デュワーズ公式はウイスキー先を標準にしつつ「ウイスキーを後に入れる作り方もあります」と明記。CHIBA-SAKEは「注ぐ順番に決まりはなく、どちらが先でもかまいません」。たのしいお酒.jpも、ウイスキー先が主流としつつお湯先でも間違いではないとしています。
つまり、どちらでも間違いではありません。迷うならウイスキー先。この記事の手順もそれに合わせています。順番より、次の温度のほうがよほど味を左右します。
失敗しない3つのコツ
何度も作るうちに、ここさえ守れば外さないという点が3つに絞れてきました。
コツ1: お湯の温度は70〜80℃
沸騰直後のお湯は、アルコールと一緒に香りまで飛ばしてしまいます。ケトルで沸かしたら1〜2分待つ。これだけでだいたい適温に落ちます。
コツ2: グラスは事前に温めておく
手順のStep 1がこれ。面倒でも、最後まで温かく飲めます。
コツ3: はちみつは先にウイスキーと合わせる
お湯の後に入れると底に溜まります。先に混ぜる。それだけ。
ちなみに、電子レンジでの温め直しだけはやめてください。アルコールと香りが飛んで、ただの甘い白湯になっちゃいますから。
道具はマグカップでも作れますが、耐熱グラスだと琥珀色が透けて見えて、同じ一杯でも気分がだいぶ違います。
まずくなる最大の原因は温度|銘柄のせいではない
「ホットウイスキー、作ってみたらまずかった」。その経験がある方は、銘柄を替える前に温度を疑ってください。
まずくなる原因は、ほとんどの場合お湯が熱すぎることです。デュワーズ公式も、熱すぎるお湯は繊細な香りを飛ばすと注意しています。まずいと感じる型は、だいたいこの3つに収まります。
- 熱すぎる…香りが飛んで、アルコールの刺激だけがツンと立つ。沸騰後1〜2分待てば解決
- 薄すぎる…1:3より薄めると、ぼやけた味になりやすい。まず1:2で
- 温め直した…レンジ再加熱は香りもアルコールも飛ぶ。作り直すほうが早い
逆に言えば、温度と比率さえ守れば、安いウイスキーでもちゃんとうまくなります。銘柄で悩むのは、温度を整えたあとでいい。
缶のハイボールがまずいと感じる理由は、ハイボールがまずいのは舌のせいじゃないに書きました。冷たい側の話です。
味を変えたいときの3方向|甘く・香り・さっぱり
基本形に慣れたら、足し算です。
旧版はここを「症状・気分別アレンジ」として書いていましたが、その枠組みはやめました(理由は後半の訂正の章で)。ここでは味の話だけします。方向は3つ。
甘くしたい → はちみつを増やす
はちみつを小さじ2〜大さじ1に増やすと、デザートに寄った一杯になります。晩酌の締めの一杯ならこれ。
ただし甘くした分のカロリーは素直に乗ります。気になる方はウイスキーのカロリーの記事をどうぞ。
香りを立てたい → レモン・シナモン
レモンスライスを1枚浮かべると、湯気に柑橘の香りが乗ります。シナモンスティックを1本挿すと、立ちのぼる香りが一気に洋酒バーの雰囲気になる。かき混ぜ棒代わりにもなって、見た目と実用を兼ねます。
どちらも、あくまで香りの演出です。それ以上の何かを期待する足し算ではありません。
さっぱりさせたい → レモン多め・はちみつ抜き
はちみつを抜いてレモンを2枚にすると、キレのある一杯に。食事と合わせるならこちらです。
3方向とも、材料はスーパーで揃うものだけ。まず基本形を1杯、それから足すかどうかを決めるのがおすすめです。
冬に選びたい銘柄|私の定番はメーカーズマーク
私の冬の定番は、冒頭に書いたとおりメーカーズマークのホットトディーです。バーボン特有の甘い香りが湯気で立ちのぼってくる、あのうまさは他の飲み方では出せません。
とはいえ、ホットに向くのはバーボンだけではありません。ここではタイプの違う2本に絞って紹介します。どちらも700mlで手が届く価格帯です。
メーカーズマーク(バーボン)|甘い香りがお湯で開く
メーカーズマークは、原料に冬小麦を使ったバーボンウイスキーです。バーボンらしい甘い香りが特徴で、お湯割りにするとその甘さが立ちます。はちみつとの相性も自然です。
度数は45度。この記事の標準レシピ(45ml)で作ると、1杯の純アルコール量は16.2gになります(40度の銘柄なら14.4g。計算は後半の早見表で)。参考価格は700mlで3,000円前後。赤い封蝋のボトルは、棚にあるだけで少し嬉しくなります。
ジェムソン(アイリッシュ)|軽やかでクセがない
ジェムソンはアイルランドの定番銘柄で、度数は40度。3回蒸留に由来するとされる軽やかでクセの少ない味わいが特徴とされ、スモーキーさが苦手な人でも入りやすいタイプです。参考価格は700mlで2,000円台前半。軽い酒質はお湯で伸ばしても崩れにくく、ホットのベースとして扱いやすい1本です。
ちなみに、この記事の数字の出どころであるデュワーズ(スコッチ)も、公式がお湯割りを推している銘柄です。手頃な価格帯から選びたい方は安いウイスキーのおすすめ記事も参考にしてください。
「温かく感じる」と「体温が上がる」は別の話だった

ここからが、旧版を書き直すきっかけになった話です。
「ホットウイスキーにはどんな効果があるの?」——この問いには、効果があるとも無いとも答えません。調べて分かった「何が起きているか」だけを書きます。確認できた事実と、当サイトの推論を、分けて。
体の仕組みとしてはこう説明されている
厚生労働省の睡眠に関する解説書に、体温についてこういう一文があります。
就寝前に手足の皮膚の血流量が増えることで熱の放散が促され、深部体温が下がり始めると、入眠しやすい状態になります。
(厚生労働省 解説書「良い目覚めは良い眠りから」2025年9月版・温度と睡眠)
先に断っておくと、これは睡眠の説明であって、アルコールについて書かれた文章ではありません。
そのうえで——ここから先は当サイトの推論です。酒を飲んで顔や手がぽかぽかするのは、皮膚の血流が増えている状態。上の一文に照らすと、皮膚が温かいというのは、体の熱が外へ逃げやすくなっている状態でもある——そう読めます。温かく「感じて」いる瞬間に、体が温まっているとは限らない。
言い切れるのはここまで。「上がる」と書いた公的資料は見つからず、「下がる」と直接書いた資料も取れていない。だからどちらも断定しません。ただ調べたあとの私は、「温かく感じる=温まっている」と素朴に信じるのはやめました。
低体温症の実数|発生は屋内が屋外の3倍
温かく感じることと温まっていることのズレが、洒落にならなくなる場面があります。低体温症です。
低体温症hypothermiaとは深部体温(直腸温,膀胱温,食道温,肺動脈温など)が35℃以下に低下した状態をさす。
(日本救急医学会 医学用語解説集「偶発性低体温症」)
同学会が2010年12月からの3か月間に行った全国調査(Hypothermia STUDY 2011)では、68施設から418例の低体温症が登録されました。うち寒冷暴露があったのは316例。そして発生場所は屋内303例:屋外100例。屋内が屋外の3倍です。
限定を添えます。これは単年・単季節の任意登録の調査で、毎年の全国発生数ではありません。また、この調査と先ほどの体の仕組みをつなげて「酒のせいで低体温症になる」と言うこともできません。資料はそう書いていない。
書けるのはこれだけです。寒さをしのぐ手段として酒をあてにするのは、仕組みの面から見て分が悪い——これは当サイトの推論ですが、私は「寒いからまず一杯」で暖を取った気になるのはやめました。屋内が3倍という数字を見ると、寒い部屋も他人事ではないですから。
温まりたいなら、まず部屋を暖める
じゃあどうするか。答えは拍子抜けするほど普通です。部屋を暖めてください。
先ほどの厚労省の解説書は、WHOの推奨をこう紹介しています。
冬の寒さについては心疾患や脳卒中を予防する観点でも重要であり、WHO(世界保健機関)では冬の室温を18℃以上に維持することが推奨されています。
(同解説書・温度と睡眠)
厚労省自身の推奨ではなくWHOの推奨を紹介している形ですが、行動としては明快です。部屋を18℃以上にする。酒はその暖かい部屋で、うまいから飲む。
ホットウイスキーは暖房の代わりにはなりませんが、暖かい部屋で飲む一杯としては、冬の最高の相棒だと思っています。
この一杯の度数と純アルコール量|お湯で割っても1gも減らない
もうひとつ、温かさに紛れて見落としやすい数字の話を。
厚労省の飲酒ガイドラインに、純アルコール量の算出式が載っています。
お酒に含まれる純アルコール量は、「純アルコール量(g)=摂取量(ml)×アルコール濃度(度数/100)×0.8(アルコールの比重)」で表すことができ、食品のエネルギー(kcal)のようにその量を数値化できます。
(厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」2024年2月)
この式にウイスキー45ml(40度)を入れると14.4g。そして式を見れば分かるとおり、お湯を何ml足そうが、計算上、純アルコール量は1gも減りません。薄まって度数は下がるけれど、入ってくる量は同じ。ガイドライン自身が計算例に挙げるビール500ml(5%)=20gと並べると、この小さな1杯で7割強。温かくて口当たりが軽くなるぶん、体感より中身が入ります。
銘柄の度数別に整理すると、こうなります。
| ベースの度数 | 1杯(45ml)の純アルコール量 | 完成後の度数(1:2) | 完成後の度数(1:3) | 一時多量飲酒60gのライン |
|---|---|---|---|---|
| 40度(ジェムソン等) | 14.4g | 約13度 | 約10度 | 4杯で57.6g、5杯目で超える |
| 43度 | 約15.5g | 約14度 | 約11度 | 4杯で超える(約61.9g) |
| 45度(メーカーズマーク) | 16.2g | 約15度 | 約11度 | 4杯で超える(64.8g) |
【訂正】この記事が書いていた「風邪に効く」を撤回します
最後に、この記事自身の話を。
旧版のこの記事は「風邪の夜に試したいホットトディー」として、効能を並べていました。今回のリライトで、その部分を撤回しています。何をなぜ取り消したのか、隠さず書いておきます。
撤回する内容と理由
取り消したのは、主にこの3つです。
- 「はちみつの抗菌・抗炎症パワー」「レモンのビタミンCと疲労回復」…食品の効能を晩酌ブログが謳うべきではありませんでした。うまさの説明に、効能の看板は要りません
- 「ウイスキー×スパイスで体がポカポカ」…体温については、前の章に書いたとおりです。「温かく感じる」を「温まる」と書いたのは、確かめずに書いた私の誤りでした
- 「二日酔いの朝に薄めのトディーを」…これは迎え酒です。勧められません
効くと書いた根拠を、公的資料で確かめ直したら持たなかった。それが撤回の理由のすべてです。書き直した私が言うのも変ですが、ホットウイスキーは効能を外しても、うまさだけで十分成立する飲み物でした。
なお、酒との距離そのものを考えたい方には晩酌がやめられない人へという記事があります。公的な相談先の案内もそちらに置いています。
風邪のときに飲んでいいか?→ 主治医に聞いてください
旧版は「風邪薬との併用は絶対NG」と書いていました。方向は間違っていませんが、根拠より強く書きすぎていた。公的資料の言葉に引き直します。
病気等の療養中は、過度な飲酒で免疫力がより低下し、感染症にかかりやすくなる等の可能性があります。また、服薬後に飲酒した場合は、薬の効果が弱まったり、副作用が生じることがあります。飲酒の可否、量や回数を減らすべきか等の判断は、主治医に尋ねる必要があります。
(厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」2024年2月)
「絶対NG」ではなく、「判断は主治医に尋ねる」。これが公的資料の着地点です。当ブログも風邪と酒の組み合わせに答えを出しません。出せる立場にないからです。
ひとつ書き添えると、この記事の前半で「うまいから飲めばいい」と書いたのは、健康な人の平時の晩酌の話です。療養中・服薬中はそのレールの外にあります。そこだけは混ぜないでください。
よくある質問
本文で拾いきれなかった疑問をまとめます。
Q. ホットトディとは?ホットウイスキーと違うもの?
ベースは同じ「ウイスキーのお湯割り」です。はちみつ・レモン・スパイスを加えたスタイルを、欧米では「ホットトディ」と呼びます(表記はホットトディーとも)。スコットランド由来とされる歴史のある飲み方です。何も足さなければホットウイスキー、足せばホットトディ、くらいの整理で困りません。
Q. 寝る前に飲んでも大丈夫?
「寝るために飲む」のと「一日の終わりに飲んだら結果的に寝る前だった」のは、別の話です。前者については、厚労省の資料に、飲酒により眠りが浅くなる方向の記述があります。詳しくは寝酒とは?の記事で、量の計算まで含めてまとめました。
Q. 水道水で沸かしてもいい?
沸かして使うぶんには問題ありません。味が気になるなら軟水のミネラルウォーターを。水割りに軟水が合うとされるのと同じ理屈です。まず水道水で作って、不満があれば替える順番で十分。
Q. ウイスキー以外のお酒でも作れる?
作れます。ブランデーのお湯割りは定番ですし、ラムでも成立します。焼酎のお湯割りはそれ自体が独立した文化なので、この記事では踏み込みません。焼酎選びで迷っている方は焼酎がまずいと感じる理由の記事が入口になると思います。
Q. 作り置きや温め直しはできる?
できません。時間が経つと香りが抜けて、温め直しても戻らないからです(レンジ再加熱がNGな理由は本文のコツの章で)。飲む分だけ、その都度作るのがいちばん早くて、いちばんうまい。
Q. 合うおつまみは?
甘みのある一杯なので、ビターチョコやナッツ、クリームチーズ系が好相性。少量をゆっくり合わせるのが向いています。広げたい方はウイスキーに合うおつまみ完全ガイドをどうぞ。
まとめ|温まるためではなく、うまいから飲む
最後に、この記事の答えをもう一度。
ホットウイスキーという飲み方は「ある」。メーカー公式がレシピを公開している、ちゃんとした飲み方です。ただし温かく感じることと体温が上がることは別で、温まる手段として飲むものではありません。
- お湯は70〜80℃。沸騰後1〜2分待つ
- 比率はウイスキー1:お湯2〜3。まず1:2から
- まずかったら銘柄より先に温度を疑う
- 温まりたいなら、まず部屋を18℃以上に
- お湯で割っても純アルコール量は減らない。杯数は数える
寒い夜、暖かい部屋で、湯気の立つ一杯。理由はそれで足りています。今夜あたり、どうですか。


コメント