「クラモトアイス」で検索してここに来た方は、たぶん名前だけは知っている状態じゃないでしょうか。SNSで見た、行った店で出てきた、誰かに聞いた。
で、公式サイトを開いても価格が書いていない。Amazonで検索すると製氷器ばかり出てくる。結局「実際どうなのか」が解けないまま、検索を続けている。
私はこの氷を10回以上頼んでいます。買っているのは基本、楽天。
先に一つだけ書いておくと、一度も溶けていたことがありません。詳しくはすぐ下で。
- 答え:私は10回以上頼んで一度も溶けていなかった。溶けていたという人もいて、その場合は店舗が代品対応している
- 丸氷・スティック・カチワリの価格と、1杯(1個)あたりの実額
- いちばん安いカチワリは1杯約59円。コンビニの氷の約1.5倍にしかならない
- コンビニ・Amazon・カクヤス・ふるさと納税・サブスクを1つずつ確認した結果
- 公式「スフィア」=楽天「丸氷」。同じ氷が3通りの名前で流通している対応表
- 買う前に測っておきたいグラスの口径(スティックは50mm以上/LSは58mm以上)
【結論】10回以上頼んで、一度も溶けていなかった
正直に言うと、最初は私もネット配送が不安でした。氷を宅配便で買う。冷静に考えると、けっこう無茶な話ですよね。溶けたら終わりの商品を、他人に運んでもらうわけですから。
結論から書きます。
私は10回以上頼んでいて、一度も溶けていたことがありません。買っているのは基本、楽天のクラモト氷業の店舗です。
配送はクール冷凍便。楽天のショップ情報ページのクール冷凍便の欄には、業者として佐川急便(飛脚クール便)とヤマト運輸の両方が書かれています。
私がやっていることは一つだけ。届いたらすぐ、そのまま冷凍庫に入れる。袋を開けたり移し替えたりもしません。これは「こうすれば溶けません」という話ではなくて、単に私の扱い方です。
ただ、ここで終わらせると片手落ちになる。
レビューを調べると、無事に届かなかった人もいます。丸氷Lの商品レビューから。
丸い氷めちゃくちゃ探してようやく手に入れる事が出来ました。ありがとうございました。 ただ、箱を開けて中身を見ると2袋中1袋の氷が粉々なっていて少し残念です。
(楽天市場 クラモト氷業 丸氷Lサイズの商品レビュー・2025年12月16日・評価3)
ショップレビューには評価1の声もあります。
対応が遅すぎる。これだけ高い氷買っているのに、サービス対応がよくない。かなりがっかり。
(楽天市場 クラモト氷業 ショップレビュー・2025年9月19日・評価1)
そしてこうしたケースでは、店舗が代品対応をしています。このショップレビューへの店舗からのコメントが、そのまま残っています。
この度はご迷惑をおかけし申し訳ございません。商品の溶解も含め、ご対応が遅くなってしまったこと大変ご不便をおかけいたしました。(中略)代品のお届けまで今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
(同ショップレビューへの店舗コメント・2025年9月22日)
「商品の溶解も含め」とある通り、溶けて届いたケースは実際にあります。
事実はこの2つです。私は10回以上頼んで大丈夫だった。溶けたり割れたりして届いた人もいて、その場合は店舗が代品対応している。
この2つのあいだを、私はつなぎません。私が10回とも大丈夫だったのは私の経験であって、あなたの分の保証を当サイトが出せるわけではないからです。判断できる材料は両方出したので、あとはお任せします。
- 言っている:私は10回以上頼んで、一度も溶けていなかった
- 言っている:溶けて届いた人もいて、その場合は店舗が代品対応している
- 言っていない:「必ず溶けずに届く」
- 言っていない:「こう受け取れば溶けない」という条件づけや、溶けた人の原因分析
そもそもクラモトアイスとは|氷そのものの名前は「金澤氷室」
名前がややこしいので、まずここで片づけておきます。
会社は株式会社クラモト氷業。1923年(大正12年)創業の金沢の氷屋さんで、2023年に100周年を迎えました。
で、「クラモトアイス」。公式サイトの中では、これはかき氷屋の屋号として出てきます。
Q クラモトアイスって? A 移動販売のかき氷専門ショップです。
(クラモト氷業 公式サイト かき氷ページ・2026年9月3日確認)
ただし楽天の商品名にはカタカナで「クラモトアイス」が入っていますし、金沢市のふるさと納税の返礼品名も「クラモトアイス アソートセットS」。会社自身が氷の商品名としても使っているので、この記事でも以下は氷の意味で使います。
そして氷そのもののブランド名は、また別にあります。「金澤氷室(かなざわひむろ)」。
金澤氷室とはクラモト氷業が提供する氷を指します。二日以上時間をかけてじっくり凍らせた氷です。
(楽天 カチワリMサイズの商品説明「クラモトの氷の特徴」より・2026年9月3日確認)
やっかいなのは、同じ氷が3通りの名前で流通していること。公式サイトの「スフィア」は、楽天では「丸氷」です。公式の「キューブ」は楽天の「ダイヤアイス」。これを知らずに楽天で「スフィア」を探すと、見つかりません。なおこの対応は公式が表として出しているものではなく、形とサイズから私が突き合わせたものです。
製法についても一行だけ。この「二日以上」は、業界団体である全国氷雪販売業生活衛生同業組合連合会が「氷屋純氷」について書いている「48時間以上かけてゆっくりと凍らせるアイス缶製氷」と数字が一致します。同連合会は「混ざり気のない氷を作るために編み出された製法で作られた氷だけが、『氷屋純氷』です。」とも書いている。これは製法の定義であって、認証制度がある、という意味ではありません。
| 公式サイトの呼び名 | 楽天の商品名 | ふるさと納税の返礼品名 | 形 |
|---|---|---|---|
| スフィア(S/M/L) | 丸氷(S/M/L) | スフィアアイス | 球 |
| キューブ(M/L/2L) | ダイヤアイス(M/L) | (記載を確認できず) | 立方体 |
| カチワリ(M/L) | カチワリ/カットアイス | (記載を確認できず) | 不定形 |
| スティック(SS/ST/LS) | スティックアイス(SS/ST/LS) | スティックアイス | 角柱 |
| クラッシュ/ブロック/ピュアセレクト | クラッシュアイス/クラモトブロック/ピュアセレクト | ― | 粒/塊/板 |
丸氷・スティック・カチワリ|3種のスペックと1杯あたりの実額

ここからが本題です。この表で分かるのは、形と入数と、1杯(1個)あたりいくらになるかの3つ。
私は丸氷・スティック・カチワリの3種を取り寄せて使っています(サイズやタイプまでは、この記事では特定しません)。3種の使い分けそのものはハイボールの氷は「家から近い店」で選ぶのほうに書いたので、ここはスペックと単価の比較に絞ります。
| 商品名 | サイズ | 入数 | 価格(税込) | 送料条件 | 1個(1杯)あたり |
|---|---|---|---|---|---|
| 丸氷 Lサイズ | 直径70mm | 8個×2袋=16個 | 3,630円 | 本州限定 送料無料 | 約227円/個 |
| 丸氷 Mサイズ | 直径62.5mm | 8個×2袋=16個 | 2,260円 | 送料別 | ―(送料別のため算出せず) |
| 丸氷 Sサイズ | 直径55mm | 10個×2袋=20個 | 3,810円 | 全国 送料無料 | 約191円/個 |
| スティックアイス SS | 35×35×105mm | 8本×2袋=16本 | 3,130円 | 送料無料 | 約196円/本 |
| スティックアイス ST | 35×35×125mm | 8本×2袋=16本 | 3,530円 | 送料無料 | 約221円/本 |
| スティックアイス SS(大袋) | 35×35×105mm | 8本×5袋=40本 | 4,800円 | 送料別 | 120円/本(送料別) |
| スティックアイス LS | 40×40×105mm | 10本×3袋=30本 | 4,650円 | 送料別 | 155円/本(送料別) |
| ダイヤアイス Lサイズ | 45mm角 | 10個×2袋=20個 | 3,370円 | 送料無料 | 約169円/個 |
| ダイヤアイス Mサイズ | 35mm角 | 3kg×3袋=9kg | 2,940円 | 送料別 | 約49円/杯(送料別) |
| ダイヤアイス Mサイズ(1袋) | 35mm角 | 3kg | 980円 | 送料別 | ― |
| カチワリ Mサイズ | 一般的なかちわり氷サイズ | 3kg×5袋=15kg | 5,920円 | 送料無料 | 約59円/杯 |
| カットアイス M | 一般的なかちわり氷サイズ | 1kg×12袋=12kg | 6,790円 | 送料無料 | ― |
丸氷(公式名:スフィア)|L・M・Sの3サイズ
公式サイトでの名前はスフィア。楽天では丸氷です。サイズは直径70mm(L)、62.5mm(M)、55mm(S)の3つ。
価格が面白いことになっていて、Lが8個入×2袋で3,630円。Sは10個入×2袋で3,810円。小さいSのほうが180円高いんです。
これは性能の差ではありません。送料条件の差です。Lは「本州限定送料無料」、Sは「全国送料無料」。全国に無料で送るぶんが価格に乗っている、という形になっています。
1個あたりに直すとLが約227円、Sが約191円。Mは2,260円と安く見えますが送料別なので、送料を足したらどうなるかは注文画面を見ないと分かりません。
実用の話をひとつ。直径70mmはけっこう大きい。手持ちのロックグラスに入るか、買う前に一度見てください。ちなみに丸氷は自分でも作れます(ラフロイグ ロアのレビューで書きました)。見た目なら自作もいいんですが、水道水だと結局白く濁る。
私が家で使っているのは、この丸氷です。価格は季節で動くので、いまいくらかだけ見ておいてください。
スティックアイス|SS・ST・LSの3タイプとグラスの口径条件
サイズは3つ。SSが35×35×105mm、STが35×35×125mm、LSが40×40×105mm。ハイボール用の縦長の氷です。
そしてここ、公式がグラスの口径条件を書いています。SSとSTは口径50mm以上、LSは58mm以上のグラス向け。手持ちのグラスに入らないと、そもそも使えません。意外と誰も書いていない落とし穴です。
価格はSSが8本×2袋で3,130円(送料無料)、1本あたり約196円。STは3,530円で1本約221円、長さが20mm伸びるぶんです。LSは10本×3袋4,650円で1本155円ですが、こちらは送料別。
まとめ買いもあります。SSの8本×5袋が4,800円で、1本120円まで下がる。ただしこれも送料別なので、送料無料版と単純には比べられません。
細かい話をひとつ。STの長さはページによって125mmと120mmで食い違っています。この記事では送料無料版の125mmを採用しました。
カチワリ・ダイヤアイス・カットアイス|kgで買う万能タイプ
私が「何にでも使う氷」として取り寄せているのはカチワリです。
ただ楽天にはカチワリ/ダイヤアイス/カットアイスの3系統が併存していて、これが紛らわしい。整理します。
カチワリMは3kg×5袋で5,920円(送料無料)。ダイヤアイスMは3kg×3袋2,940円(送料別)、3kg×1袋なら980円(送料別)。カットアイスMは1kg×12袋で6,790円(送料無料)。
公式が「グラスで約20杯分/袋」と書いているので、それで割ります。カチワリMなら5袋で約100杯、1杯あたり約59円(送料込み)。ダイヤアイスMは約60杯で1杯約49円ですが、こちらは送料別なので同じ土俵ではありません。
面白いのはカットアイス。12kgでカチワリの15kgより高い。小分けのぶんかな、とは思いますが公式に説明はないので推測は書きません。
あと現実的な話。カチワリMは15kgです。冷凍庫がけっこう埋まります(この話は後半で)。
値段は高いのか|1杯59円のカチワリと、1個227円の丸氷
「高級な氷」というイメージ、私も最初はありました。数字で分解します。
先に結論から。形で単価が4倍近く違います。だから「クラモトアイスは高い」も「安い」も、そのままでは成り立たない。
いちばん安いカチワリMで見ると、15kgで5,920円(送料無料)=約395円/kg。比較対象として、セブンの「7プレミアム ロックアイス1.1kg」が税込289.44円=約263円/kgです。
つまりカチワリなら、コンビニの氷の約1.5倍。グラス1杯にすると約59円。思っていたよりずっと現実的な数字です。
一方の丸氷は1個227円。こっちは別物と考えたほうがいい。コンビニで氷を1袋(1.1kg)買うのと、丸氷1個がだいたい同じ値段です。
なお丸氷とスティックは個数で売られているので、kg単価での比較はしていません。1杯の原価をどこまで気にするかという話は居酒屋のハイボールの原価にも書きました。
| 商品 | 単位 | 単価 | コンビニの氷(約263円/kg)との比較 |
|---|---|---|---|
| カチワリM(送料込み) | 1kgあたり | 約395円/kg | 約1.5倍 |
| カチワリM(送料込み) | グラス1杯 | 約59円 | ― |
| ダイヤアイスM(送料別) | グラス1杯 | 約49円 | 送料別なので同じ土俵ではない |
| 丸氷L(送料無料) | 1個 | 約227円 | kg比較はできない(コンビニの1袋1.1kgとほぼ同額) |
| スティックアイスSS(送料無料) | 1本 | 約196円 | kg比較はできない |
| セブン「7プレミアム ロックアイス」 | 1.1kg袋 | 289.44円(税込)=約263円/kg | ― |
どこで買える?コンビニ・Amazon・カクヤス・ふるさと納税・サブスクを1つずつ確認した
「どこで買える」で調べると、いろいろな名前が出てきます。片っ端から確認しました。結果が下の表です。
確実なところから。私が買っているのは基本、楽天の自社店舗です。公式サイトのONLINE SHOPのリンクも、ここに飛びます。
ハイボール用の縦長を試すなら、私はここから買っています。まずは今の価格だけでも。
次にカクヤス。スティックアイスSSタイプ8本入が864円/袋で、1本あたり108円。楽天の送料無料版(1本約196円)のほぼ半額です。ただし条件つき。
※「店舗からのお届け」とは、「関東」「関西」「九州」店舗からのお届けとなり、商品によっては販売可能地域が限定される商品もございます。予めご了承ください。
(カクヤス 商品ページ・2026年9月3日確認)
ふるさと納税もあります。金沢市の返礼品「クラモトアイス アソートセットS」が寄附額10,000円で、中身はスティックアイスSS 8本入×2袋+スフィアアイスS 10個入×1袋。控除の話は人によって違うので、この記事では計算しません。
サブスクは「ICECLE(アイスクル)」。月額6,000円(税込)で氷15個セットが届きます。ただしサイトに「会員は初回限定50名」と明記されていて、お知らせの更新も2022年5月で止まっている。いま申し込めるかどうかは確認できませんでした。
そしてAmazon。「クラモト氷業」で検索して1ページ目48件を全部見ましたが、クラモト氷業の氷は1件もありませんでした。並んでいたのは製氷器と、他社の氷とグラス。「買えない」と断定はしません、正規出品を確認できなかった、が正確です。
最後にコンビニとスーパー。ファミマ・ローソン・イオン・西友・やまやで売っている、と書いている記事があります。確認しました。公式サイトに取扱店の記載はなく、公式の取扱店リスト(2017年8月・北陸中心の約80店舗)にコンビニは1件もなく、各社の商品ページにも見当たりません。
ここは「買えない」ではなく「裏付けが見当たらない」と書きます。2017年のリストにはスーパーやホームセンターが並んでいたので、店頭流通そのものは存在しました。9年前の話ではありますが。
種明かしを一つ。「クラモトアイス コンビニ」で楽天の商品ページが引っかかるのは、クラッシュアイスの商品説明に「コンビニコーヒーの氷と同等サイズ」という文言があるからです。コンビニで売っている、という意味ではありません。
| 経路 | 確認できた/できなかった | 価格 | 制限 | 確認した根拠(2026年9月3日確認) |
|---|---|---|---|---|
| 楽天市場 株式会社クラモト氷業(自社店舗) | 確認できた | 本記事の表②のとおり | 送料条件が商品ごとに違う | rakuten.co.jp/ice-kuramoto/(公式のONLINE SHOPリンク先) |
| カクヤス | 確認できた | スティックSS 8本入 864円/袋(1本108円) | 「店舗からのお届け」=関東・関西・九州限定 | kakuyasu.co.jp/products/00416247 |
| ふるさと納税(石川県金沢市) | 確認できた | 寄附額10,000円 | 寄附であり商品購入ではない | furusato-tax.jp(返礼品ページ) |
| COREZO | 確認できた | 丸氷Lなど | ― | shopping.corezo.co.jp/icekuramoto/ |
| ICECLE(サブスク) | 現在申し込めるかは確認できなかった | 月額6,000円(税込) | 「会員は初回限定50名」と明記。お知らせは2022年5月で更新停止 | icecle.jp |
| Amazon | 正規出品を確認できなかった | ― | 検索1ページ目48件に該当商品なし(製氷器・他社の氷が並ぶ) | amazon.co.jp「クラモト氷業」検索結果 |
| コンビニ(ファミマ・ローソン等) | 裏付けを確認できなかった | ― | 公式に取扱店の記載なし/2017年の取扱店リストにもコンビニは0件 | ice-kuramoto.jp/各社公式の商品ページ |
| スーパー(イオン・西友等)・やまや | 裏付けを確認できなかった | ― | 同上 | ice-kuramoto.jp/各社公式の商品ページ |
届いてからのこと|保存と、私がこの氷を開けるとき

届くところまでは上で書いたので、ここは届いた後の話です。買う前に知っておくと、たぶん判断がラクになります。
保存は「−18℃以下」。冷凍庫の場所は正直に取る
公式は全商品で保存温度を指定しています。「−18℃以下で保存」。丸氷もスティックもカチワリも同じ表記でした。
家庭用冷凍庫の設定がこれを満たしているかは、一度見ておくといいと思います。うちは特別なことは何もしていません。
私がやっているのは、さっきも書いたとおり届いたらすぐ、そのまま冷凍庫に入れるだけです。
で、正直に書いておきたいのが場所の問題。カチワリMは3kg×5袋で15kgあります。丸氷でも16個。冷凍庫はけっこう埋まります。保存できる期間について。金沢市のふるさと納税の返礼品ページには、消費期限として「冷凍状態であれば特になし」と書かれています(事業者の指定にもとづく記載)。私自身がどのくらいの期間で使い切っているかは測っていないので、そちらは書けません。
見た目が違う。ジュースに使うと人が喜ぶ
ここからは私の感想です。
見た目が、明らかに違います。老舗の氷屋が専用の設備でこだわって作っている氷で、家の製氷皿の氷とは別物だと一目で分かる。グラスに入れて注いだ瞬間に、その一杯の格が一段上がる感じがあります。
控えめにいって最高です。10回以上リピートしている時点でお察しかとは思いますが。
溶けにくいのも実感としてあります。ゆっくり溶けるぶん、加水も穏やかに進む(加水そのものは邪道じゃない、という話は水割りは邪道じゃないに書きました)。
あと、これが意外と大きいんですが、お酒以外にも使えます。ジュースをこの氷で作ると、出した相手がだいたい喜ぶ。家族に作ってあげることもあります。酒を飲まない人にも通じるのは、氷ならではだなと。
だから、開ける日はちょっと特別になる。
ただし、普段飲みには使っていない
正直な線引きも書いておきます。
私は普段の晩酌に、この氷は使っていません。使うのは記念日とか、人が来たときとか、そういう日です。毎日これを開けていたら、冷凍庫も財布も持ちません。
普段の氷をどう選ぶかは、ハイボールの氷は「家から近い店」で選ぶのほうに全部書きました。結論だけ言うと、普段はコンビニの氷で足ります。
なので、この記事で「毎日これを使え」と書くつもりはありません。年に何回か、開ける日があればいい。そのぶん、その一杯はゆっくり飲む。記念日の一杯だからこそ、量はほどほどに。
買う前に知っておきたいこと
ここは留保をまとめて置く場所です。淡々と。
- レビューの母数は多くない。最多のスティックアイスSS(送料無料版)で45件。ほかは丸氷L 15件・4.73/丸氷S 6件・4.67/ダイヤアイスM 18件・4.83/スティックLS 2件(「総合評価に有効な件数に達しておりません」と表示)/カチワリM 0件です
- 送料は商品ごとに条件が違う。同じ丸氷でもLは本州限定送料無料、Sは全国送料無料、Mは送料別。具体的な金額はこの記事には書きません(料金表を正確に読み取れなかったため)。注文画面で確認を。ショップ情報には「離島・一部地域は追加送料がかかる場合があります。」ともあります
- グラスの口径条件がある。スティックSS・STは口径50mm以上、LSは58mm以上。丸氷Lは直径70mm。買う前にグラスの口を測るのが確実です
- 発送は平日中心。商品ページには「1〜2営業日以内の発送をこころがけております」とあります。店舗の稼働は平日10:00〜17:00・土10:00〜15:00・日祝休みなので、休みをはさむ注文はその分だけ後ろにずれる計算です
- 返品条件は到着後3日以内・電話。ショップ情報ページの逐語で「未開封・未使用のもので、弊社に不備があった商品の場合は商品ご到着後3日以内に電話連絡いただいたもののみお受けいたします。」
- 価格・送料条件はすべて2026年9月時点。氷は季節で在庫も価格も動きます。
こんな人におすすめ・おすすめしない
3種とも使っている立場で振り分けます。おすすめしない側も同じ密度で書きます。合わない人が買うと、冷凍庫を圧迫するだけなので。
- 家でロックやハイボールを、ちゃんと作りたい人
- 人にお酒を出す機会がある人(見た目で分かる差が出ます)
- ジュースやアイスコーヒーにも使いたい人
- 冷凍庫に空きがある人(カチワリMは15kg)
- 毎日の晩酌の氷を、なるべく安く済ませたい人(普段使いはコンビニの氷で足ります)
- 冷凍庫に余裕がない人
- 手持ちのグラスの口径が小さい人(スティックは50mm以上、LSは58mm以上)
- 関東・関西・九州でカクヤスが使える人(スティックは1本108円で、そちらのほうが安い)
よくある質問
本文で扱えなかった細かいところを置いておきます。
Q. クラモトアイス・クラモト氷業・金澤氷室は何が違うんですか?
会社名が株式会社クラモト氷業(1923年創業・金沢)、氷そのもののブランド名が金澤氷室です。「クラモトアイス」は公式サイトではかき氷屋の屋号ですが、楽天の商品名にもふるさと納税の返礼品名にもカタカナで入っているので、氷の商品名として使って問題ありません。
Q. かき氷屋の「クラモトアイス」と同じ会社ですか?
同じです。公式サイトのかき氷ページに「Q クラモトアイスって? A 移動販売のかき氷専門ショップです。」とあります。氷屋がかき氷屋もやっている、という関係。
Q. 手持ちのグラスに入りますか?
公式がスティックについて口径条件を明記しています。SS・STは口径50mm以上、LSは58mm以上。丸氷Lは直径70mmあるので、大きめのロックグラスが要ります。買う前に測るのが確実です。
Q. 溶けた状態で届いたらどうなりますか?
楽天のショップレビューに、店舗が代品対応をした実例があります(「代品のお届けまで今しばらくお待ちいただけますと幸いです」という店舗コメントが残っています)。返品条件は「到着後3日以内に電話連絡」とショップ情報ページに明記(逐語は本文の「買う前に知っておきたいこと」に載せました)。必ず対応してもらえる、とまでは書けませんが、実例はあります。
Q. Amazonで「クラモト氷業」と検索すると別の商品ばかり出るのはなぜ?
2026年9月時点で正規出品を確認できませんでした。検索結果1ページ目48件を確認しましたが、並んでいたのは製氷器と他社の氷、グラス。「買えない」と断定はしませんが、探しても見つからないのはそのためです。
まとめ
私は10回以上頼んで、一度も溶けていませんでした。溶けて届いた人もいて、その場合は店舗が代品対応しています。事実はこの2つで、あいだをつなぐ話は書きませんでした。
値段は形でまったく違います。カチワリなら1杯約59円で、コンビニの氷の約1.5倍。丸氷は1個227円で、こちらは別物。買う場所は、確実なのは楽天です。
- 届き方:私は10回以上、一度も溶けていない/溶けた人には代品対応の実例あり
- 値段:カチワリ1杯約59円、丸氷1個227円。形で4倍近く違う
- 買う場所:楽天が確実。関東・関西・九州ならカクヤスのスティックが1本108円
- 買う前に:グラスの口径と、冷凍庫の空きを確認
まず試すなら、私はカチワリかダイヤアイスの小さい単位をおすすめします。冷凍庫への入り方も分かるので。私が「何にでも使う氷」として頼み続けているのはカチワリです。


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