グラスの縁に降り積もった雪のような砂糖、底に静かに沈む緑色のチェリー。
カクテル「雪国(ゆきぐに)」は、1959年に山形県酒田市のバー「ケルン」のマスター・井山計一さんが生んだ、日本を代表する名作カクテルです。
私も長年惚れ込んでいる一杯で、初めてバーで出てきたとき、思わず「きれいだなぁ…」と声が漏れたのを今でも覚えています。
ところでこの雪国、名前の由来は川端康成の小説だと思っていませんか?
正直に言うと、私も長いことそう信じていました。でも実は違うんですよ。
この記事では由来の真相から、味と度数、自宅で失敗しない作り方まで徹底解説します。材料は総額5,000円前後・1杯あたり約180円で再現できるので、バーで飲んで家で作りたくなった方も、映画『YUKIGUNI』で知った方も、ぜひ最後までお付き合いください。
- 雪国の名前の由来の真相(川端康成説は俗説だった)
- 味・度数・カクテル言葉などの基本情報
- 自宅で失敗しない本格レシピとスノースタイルのコツ
- 材料4点の入手先と総額・1杯あたりの原価


雪国とはどんなカクテル?味・度数・カクテル言葉
カクテル「雪国」は、1959年に山形県酒田市のバー「ケルン」のマスター・井山計一(いやま・けいいち)さんが考案した、日本を代表するスタンダードカクテルなんですよ。
海外生まれのカクテルがひしめく世界で、東北の小さな喫茶店から全国に広まった、ちょっと誇らしい一杯です。
味わい|甘くて飲みやすいが度数は25%超
雪国の味を一言でいうと、甘酸っぱくて、するっと飲めてしまう危険なおいしさです。
ホワイトキュラソーのオレンジの甘みと、ライムコーディアルの甘酸っぱさ。
そこに縁の砂糖が加わって、口に運ぶたびに甘さと酸味が交互にやってくるんですよ。
ただし正直に言うと、ここが一番の注意ポイント。
雪国はウォッカベースのショートカクテルで、アルコール度数は約25〜30%と、日本酒(約15%)の倍近い強さなんです。
甘くて口当たりのいい酒ほど、度数の割にペースが上がります。私自身、リキュール系は度数から想像するより明らかに翌日に残るという実感があって、雪国もその部類です。
「甘い=弱い」ではない。これだけは覚えて帰ってください。
ちなみにカロリーは1杯あたり約214kcalとする資料もあります。砂糖と加糖のコーディアルを使う分、カクテルの中では高めですね。
見た目の意味|砂糖は雪、緑のチェリーは若草
雪国の魅力は、なんといってもグラスの中に雪景色を再現した美しい見た目です。
グラスの縁にぐるりと付けた砂糖(スノースタイルと呼びます)は、降り積もる雪。
底に沈む緑色のミントチェリーは、雪の下で春を待つ若草を表現しているといわれています。
雪深い山形の冬と、その先にある春への希望。一杯のグラスにここまで情景を込めたカクテルは、世界を見渡してもなかなかないですよ。
カクテル言葉は「恋を占う」。デートの一杯にもぴったりです。基本スペックを表にまとめておきますね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 雪国(Yukiguni) |
| 誕生年 | 1959年(※1958年とする資料もあり) |
| 考案者 | 井山計一氏(山形県酒田市・バー「ケルン」) |
| ベース | ウォッカ |
| 技法 | シェイク |
| タイプ | ショートドリンク |
| アルコール度数 | 約25〜30% |
| グラス | カクテルグラス(スノースタイル) |
| カクテル言葉 | 恋を占う |



雪国の由来|川端康成の小説説は俗説だった
カクテル雪国の名前の由来については、長らく「川端康成の小説『雪国』にちなんで名付けられた」という説が語られてきました。
『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』…あの名作です。
正直に言うと、お酒に関わる仕事をしている私自身、ずっとこの説を信じていました。
でも調べてみると、これはどうやら俗説だったんです。
名前の由来は小説ではなく井山氏の川柳
複数の資料によると、雪国の名前は小説ではなく、考案者の井山計一さん自身が詠んだ川柳から取られたとされています(俳句と紹介する資料もあります)。
井山さんは川柳をたしなむ方で、自作の句から「雪国」という言葉を選んだ、というのが確度の高い話なんですよ。
もちろん、川端康成の『雪国』が広く知られていたからこそ、この名前が人々の心に響いた面はあると思います。
ただ「小説から名付けた」と断言するのは違う、というのが調べた上での結論です。
お酒の業界にいる人間でも、この事実を知ったときは「えっ、そうだったの!」と驚きましたね。
考案者・井山計一と山形酒田のバー「ケルン」
井山計一さん(1926-2021)は、1955年に山形県酒田市で喫茶・バー「ケルン」を開いたマスターです。
1959年、寿屋(現在のサントリー)が小冊子『洋酒天国』誌上で公募した「第3回全日本ホーム・カクテル・コンクール」で、雪国は2万点を超える応募の中からグランプリを獲得。
※開催年については1958年とする資料もあり、多少の揺れがあります。
東京の有名ホテルのバーテンダーではなく、地方都市の喫茶店のマスターが全国コンクールを制した。当時としては大事件だったそうですよ。
井山さんは90歳を超えても現役でシェイカーを振り続け、2020年には卓越した技能者を表彰する「現代の名工」にも選出。日本最高齢クラスの現役バーテンダーとして、2021年に95歳で亡くなるまで多くのファンに愛されました。
チェリーの位置が変わった逸話と映画『YUKIGUNI』
面白いのが、グリーンチェリーの位置にまつわる逸話です。
実は雪国のチェリー、当初はグラスの縁に飾られていたそうなんです。
それが全国大会の前に、仙台のバーテンダー協会会長の助言で「底に沈める」形へ変更され、井山さんは決勝の場で初めてそのことを知ったのだとか。
しかも地方勢の決勝進出は想定外で、井山さんは慌ててスーツに着替えて表彰を受けたという微笑ましい話も残っています。
こうした物語は、2018年制作のドキュメンタリー映画『YUKIGUNI』(2019年公開)に詳しく描かれています。井山さんが亡くなった翌年の2022年には、追悼イベント『YUKIGUNI NIGHT』も開かれました。
一杯のカクテルにこれだけの物語がある。だから雪国は、ただ甘くてきれいなだけのお酒じゃないんですよ。
雪国の本格レシピ|自宅で失敗しない作り方

先に言っておくと、雪国はシェイカーさえあれば自宅でもかなり本格的に再現できるカクテルです。
シェイカーがなくても代用テクがあるので、あきらめないでくださいね。
材料と分量(標準レシピ)
雪国の標準レシピはウォッカ40ml・ホワイトキュラソー20ml・ライムジュース2tsp(約10ml)という配合です。
ここで大事なポイントをひとつ。
元祖の味を再現するなら、フレッシュライムではなく加糖タイプの「ライムコーディアル」を使うのが鍵なんです。
生ライムで搾ると酸味が立って、キリッとした別物のカクテルになってしまいます。
なお、サイトによってはキュラソーを10mlとするレシピもあり、分量には多少の揺れがあります。まずはこの標準配合から試すのがおすすめですよ。
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ウォッカ | 40ml |
| ホワイトキュラソー(コアントロー等) | 20ml |
| ライムジュース(加糖コーディアル) | 2tsp(約10ml) |
| 砂糖(スノースタイル用) | 適量 |
| ミントチェリー(グリーンチェリー) | 1個 |
作り方の手順(5ステップ)
手順は5ステップ。特別な技術は要りませんが、「グラスを冷やす」「縁の外側だけ湿らせる」の2点だけは必ず守ってください。
作り方
グラスを冷やす|カクテルグラスを冷凍庫に10分以上入れて、キンキンに冷やしておきます。ショートカクテルは温度が命。ここをサボると味がぼやけますよ。
スノースタイルを作る|カットしたライム(またはコーディアル)でグラスの縁の外側だけを軽く湿らせ、平皿に広げた砂糖に逆さにして押し当てます。内側まで濡らすと砂糖がカクテルに溶け出すので注意。
シェイクする|シェイカーに氷とウォッカ40ml・ホワイトキュラソー20ml・ライムコーディアル2tspを入れ、しっかり冷えるまで10〜15秒シェイクします。
静かに注ぐ|縁の砂糖を崩さないよう、グラスの中心をめがけて静かに注ぎます。ここで慌てると雪が崩れます。深呼吸してからどうぞ。
チェリーを沈める|最後にミントチェリーをそっと底に沈めれば完成。グラスの中に雪国の情景が広がります。
失敗しないコツ|スノースタイルとシェイカー代用
実際に私も家で何度か作ってみて、つまずくポイントは大体わかりました。3つにまとめます。
(1) 砂糖が溶ける・剥がれる問題
スノースタイル最大の敵は「湿らせすぎ」です。
縁の外側だけを薄く湿らせて、サラサラのグラニュー糖を使うのが正解。上白糖はしっとりして固まりやすいので不向きです。グラスをよく冷やしておくのも、砂糖が溶けにくくなるポイントですよ。
(2) シェイカーがない問題
蓋がしっかり閉まる保存瓶(メイソンジャー)やプロテインシェイカーで代用できます。氷と材料を入れて、漏れないよう蓋を押さえながら振ればOK。
最初は私も「道具がないから無理か」と思っていたんですが、実際に瓶で作ってみると意外といけました。
(3) ミントチェリーが売っていない問題
グリーンチェリーは近所のスーパーだと意外と見つかりません。赤いマラスキーノチェリーで代用しても味は成立します。見た目の「若草」感は薄れますが、そこはご愛嬌ということで。
通販派なら、バーでも使われる定番の明治屋のミントチェリーがAmazonで手に入りますよ。
で、家で作った雪国は実際どうなのか。
正直に言うと、キンキンに冷えた完璧な一杯を出すバーの完成度には届きません。それでも、コーディアルさえ守ればあの甘酸っぱい味は8割方再現できるというのが、何度か作ってみた私の結論です。
キュラソーを10mlに減らしてキリッとさせたり、砂糖を多めに付けて甘さを楽しんだり、自分好みに調整できるのは家ならでは。1杯あたりの原価を考えれば、作る価値は十分ありますよ。
材料はどこで買う?入手先と総額シミュレーション
「材料をそろえるのが大変そう…」、わかります。
カクテル作りの最大のハードルは、レシピではなく買い物なんですよね。
結論から言うと、雪国の材料はAmazonなどの通販で4点・5,000円前後あれば一式そろいます。
しかも1回そろえれば30杯以上作れるので、1杯あたりの原価は驚くほど安い。
ウォッカ|クセのないスタンダードでOK
ベースのウォッカは、無色でクセのないスタンダードなものであれば十分です。
定番はスミノフのレッド。世界で最も飲まれているウォッカのひとつで、雑味がなく雪国の繊細な甘さを邪魔しません。
モスコミュールやソルティドッグなど、他のウォッカカクテルにも使い回せるので、1本あって損はないですよ。
ホワイトキュラソー|定番はコアントロー
ホワイトキュラソーというのは、オレンジの果皮で香りづけした無色のリキュールのこと。
定番中の定番がコアントローです。少しお値段は張りますが、香りの華やかさが段違い。
ホワイトレディ、サイドカー、マルガリータ…と有名カクテルの多くに使われる万能選手なので、家飲みカクテル派なら持っておいて間違いない1本です。
ちなみに「そもそもリキュールって何?」という方は、当ブログの『リキュールとスピリッツの違い』の記事も参考にしてみてください。
ライムジュース(コーディアル)|元祖の味の再現の鍵
元祖の味を再現する鍵が、加糖タイプのライムコーディアルです。
定番は明治屋の「マイ ライム」。加糖タイプのライムジュースで、550円前後と手頃。スーパーの飲料コーナーで見かけることもあります。
フレッシュライムを搾ると酸味がキリッと立って、それはそれでおいしいんですが、井山さんの時代の雪国とは別物になります。
あの「どこか懐かしい甘酸っぱさ」はコーディアルでこそ出るんですよ。ジンライムやモスコミュールにも使えて便利です。
総額いくら?1杯あたりの原価を試算
では、材料を全部そろえるといくらかかるのか。酒おやじの庶民感覚で、1杯あたりの原価まで試算してみました。
計算式はシンプルで、ボトル価格 ÷ 1本で作れる杯数 = 1杯あたりの原価です。
結論から言うと、初期投資は約4,950円、1杯あたりの原価は約180円。
チェリーを省略(または赤チェリーで代用)すれば、初期投資は約4,350円・1杯約150円まで下がります。
バーで雪国を頼めば1杯1,000〜1,500円が相場ですから、5〜6杯作れば元が取れる計算ですね。
※価格はいずれも参考価格です。変動しますので購入時にご確認ください。
| 材料 | 参考価格 | 1本で作れる杯数 | 1杯あたり |
|---|---|---|---|
| スミノフ ウォッカ レッド 750ml | 約1,300円 | 約18杯(40ml使用) | 約72円 |
| コアントロー 700ml | 約2,500円 | 約35杯(20ml使用) | 約71円 |
| 明治屋 マイ ライム 720ml | 約550円 | 約72杯(10ml使用) | 約8円 |
| 明治屋 ミントチェリー 170g | 約600円 | 約20杯(1粒使用) | 約30円 |
| 合計 | 初期投資 約4,950円 | ー | 約181円 |

度数25%超を家で楽しむコツ|飲みやすくするアレンジ

最後に、晩酌おやじとして一番伝えたいパートです。
繰り返しになりますが、雪国の度数は約25〜30%。
ワインの2倍以上、ビールの5倍以上の強さを、あの小さなグラスで飲むわけです。
バーならマスターがペースを見てくれますが、家では自分で自分を守るしかありません。おいしく、かつ安全に楽しむコツとアレンジを紹介します。
そのまま飲むなら|チェイサーとペース配分
ショートカクテルは本来、ぬるくなる前の2〜3口でスッと飲みきるお酒。ただ、雪国のような強い一杯を家でクイッといくのはおすすめしません。
チェイサー(お水)を必ず隣に置いて、カクテルと交互に飲む。これだけで悪酔いのリスクがぐっと下がります。
空きっ腹も厳禁です。チーズやナッツなど、脂質やタンパク質のあるおつまみと一緒にどうぞ。
私は妻に「その小さいグラス、何杯目?」と数えられて強制的にペース管理されていますが(笑)、一人飲みの方こそ「1杯を30分かけて飲む」くらいのゆっくりペースを意識してみてください。
度数を下げるアレンジ|ソーダ割り雪国もアリ
家飲みの特権は、レシピを自由にいじれることです。分量アレンジ別に、度数と純アルコール量を計算してみました。
計算式は純アルコール量(g) = 酒量(ml) × 度数 ÷ 100 × 0.8。
標準レシピの場合、ウォッカ40ml×40% + コアントロー20ml×40% = アルコール約24ml。グラム換算で約19gとなり、厚生労働省が示す「節度ある適度な飲酒」の目安(純アルコール約20g/日)にほぼ達します。
つまり雪国はたった1杯で、1日の適量に届くカクテルなんです。おかわりは翌日の自分とよく相談してください。
面白いのは、ウォッカを半量にしても度数が約27%までしか下がらないこと。コアントローも40度あるからなんですね。
度数をしっかり下げたいなら、ソーダで伸ばすロングスタイルが一番効きます。バーでは邪道かもしれませんが、家では正解。シュワッと爽やかで、これはこれでうまいんですよ。
※度数はシェイク時の氷の溶け(約10mlの加水)を含めた概算です。
| スタイル | 分量 | 推定度数 | 純アルコール量 | 厚労省目安(約20g/日)との比較 |
|---|---|---|---|---|
| 標準レシピ | ウォッカ40ml+キュラソー20ml+コーディアル10ml | 約30% | 約19g | 1杯でほぼ1日分 |
| ウォッカ半量 | ウォッカ20ml+キュラソー20ml+コーディアル10ml | 約27% | 約13g | 1杯で約65% |
| ソーダ割りロング | 標準レシピ+ソーダ約200ml | 約9% | 約19g | ほぼ1日分(時間をかけて飲める) |


よくある質問(FAQ)
カクテル雪国についてよく検索されている疑問にQ&A形式でお答えします。
Q. 底に沈んでいるチェリーは食べていいの?
もちろん食べてOKです。カクテルを飲み終えた最後にいただくのがスマートとされています。お酒を吸ったチェリーは、雪解けの後に顔を出す「若草」を味わう締めの一口。ぜひ残さずどうぞ。
Q. ホワイトキュラソーが手に入らないときの代用は?
同じオレンジ系リキュールのトリプルセック(ボルス、デカイパーなど)で代用できます。コアントローより手頃な価格のものが多いですよ。風味は多少変わりますが、オレンジリキュールであれば雪国として成立します。完全に同じ味の再現は難しい点だけご了承ください。
Q. 雪国のカロリーはどのくらい?
1杯あたり約214kcalとする資料があります。ご飯を軽く1杯食べたのと同じくらいで、縁の砂糖と加糖コーディアルを使う分、カクテルの中では高めです。気になる方は、砂糖を縁の半周だけに付ける「ハーフムーン」というスタイルもありますよ。
Q. 映画『YUKIGUNI』はどこで観られる?
2018年制作・2019年公開のドキュメンタリー映画で、井山計一さんと雪国の物語を描いた作品です。配信状況は時期によって変わるため、お使いの動画配信サービスでの検索や、DVDレンタルで『YUKIGUNI』を探してみてください。
まとめ|雪国は家で再現できる日本の名作カクテル
最後に、この記事の要点を振り返ります。
- 雪国は1959年、山形県酒田市のバー「ケルン」の井山計一さんが考案した日本生まれの名作カクテル
- 名前の由来は川端康成の小説ではなく、井山さん自身の川柳という説が有力
- 標準レシピはウォッカ40ml+ホワイトキュラソー20ml+ライムコーディアル2tsp
- 元祖の味の鍵は「加糖のライムコーディアル」を使うこと
- 材料は約5,000円で一式そろい、1杯あたりの原価は約180円
- 度数は約25〜30%。チェイサーを添えて、1杯をゆっくりと
一杯のグラスに雪と若草の情景を込めて、60年以上愛され続けてきた雪国。
物語を知ってから飲むと、あの甘酸っぱさがまた違って感じられるんですよ。
まずはウォッカとコアントローの2本からそろえて、週末の晩酌でグラスに雪を降らせてみてください。
お酒は20歳になってから。適量を守って楽しみましょうね。
コアントローは雪国以外のカクテルにも大活躍するので、最初の1本として特におすすめですよ。


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