「バーボンといえばジムビーム」って、ずっとそう思ってたんですよ。
でもね、世界で2番目に売れているバーボンが、1500円台で買えるって知ったとき、正直ちょっと衝撃でした。
それが今回レビューするエヴァンウィリアムス ブラックラベル。
お酒に関わる仕事をしている私でも、恥ずかしながらちゃんと向き合ったのは最近なんです。
結論から言うと、コスパ最強クラスのバーボン。特にロックとハイボールが絶品でした。
ジムビームの陰に隠れた実力派の正体、じっくりお伝えしていきますね。
この記事でわかること
- エヴァンウィリアムス ブラックラベルの味わい・香りの特徴
- 全飲み方を試した結果のベストな飲み方
- 相性抜群のおつまみ3選
- ジムビームとの具体的な違い
- 買うべきかどうかの正直な判断
エヴァンウィリアムス ブラックラベルの基本情報
まずはエヴァンウィリアムス ブラックラベルの基本スペックを押さえておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | エヴァン・ウィリアムス ブラックラベル |
| 種類 | ケンタッキー・ストレート・バーボン・ウイスキー |
| アルコール度数 | 43%(旧正規品・並行輸入品)/ 40%(新正規品) |
| 容量 | 750ml(旧正規品・並行輸入品)/ 700ml(新正規品) |
| 参考価格 | 1,500〜1,800円(税込) |
| 蒸留所 | ヘヴンヒル・バーンハイム蒸留所 |
| 産地 | アメリカ ケンタッキー州 |
| 原料配合 | トウモロコシ約78%、ライ麦約10%、大麦麦芽約12% |
実際に飲んでみた正直な感想
さて、ここからがお待ちかね。
実際にエヴァンウィリアムス ブラックラベルをストレートで飲んでみた感想をお伝えします。
香り|バニラとフルーツが広がる
グラスに注いで鼻を近づけると、まず飛び込んでくるのはバニラの甘い香り。
バーボンらしいコーン由来の香ばしさの中に、ふわっと甘さが漂います。
もう少し嗅いでみると、バナナやリンゴのようなフルーティーな香りが追いかけてきますね。
どこかミントのような爽やかさもあって、嫌な重さがありません。
「バーボンって独特の臭みがあるんでしょ?」って心配する方もいると思うんですが、エヴァンウィリアムスはクセが少なくて上品な印象です。
お酒に関わる仕事を長年やっている私の経験上、この価格帯でここまで香りが整っているバーボンはなかなかないですよ。
味わい|甘くて軽やかな口当たり
口に含んだ瞬間、最初に来るのは黒砂糖やキャラメルのような甘さ。
これがまた優しいんですよ。
ガツンとくる甘さじゃなくて、じんわり広がる感じ。
中盤になると、オレンジやメロンのようなフルーティーさが顔を出してきます。
度数43%なんですが、アルコールの刺激は思ったより穏やかで、スルッと飲めてしまう。
正直に言うと、1500円台でこの味わいは反則だと思いましたね。
ネットでは「薄味」「あっさりしすぎ」という声もあるんですが、私はむしろそれが長所だと思っています。
飲みやすいというのは、晩酌で毎日飲むにはプラスでしかないんです。
ガツンと重いバーボンは最初の一杯は美味いけど、3杯目には疲れてくるでしょう?
その点エヴァンウィリアムスは、家飲みの相棒として最高の軽やかさを持っています。
余韻|すっきりクリーンなフィニッシュ
余韻は正直、長くはありません。
でもすっきりとしたクリーンなフィニッシュで、嫌な引きずりがないんです。
飲み込んだ後に穏やかなスパイシーさがほんのり残る程度。
「余韻が長くて重い」タイプのウイスキーとは真逆の性格ですね。
これがね、晩酌ではむしろ都合がいいんですよ。
余韻が重いと次の一杯やおつまみの邪魔をするんですが、エヴァンウィリアムスはサッと引いてくれる。
だからついつい杯が進んでしまう。
※ いい意味で危険なバーボンです。飲みすぎ注意ですよ(笑)
おすすめの飲み方ベスト3

エヴァンウィリアムス ブラックラベルの飲み方を一通り試してみました。
ストレート、ロック、ハイボール、水割り、コーラ割り…。
私の家飲み環境でのベスト3を発表します。
第1位: ロック|甘さが花開くベスト飲み方
エヴァンウィリアムスの飲み方で一番おすすめなのは、断然ロックです。
氷を入れてしばらく待つと、バニラとキャラメルのニュアンスがぐんと引き立ってくるんですよ。
冷たさが加わることで甘みがまろやかになって、まるでスイーツのような心地よさ。
時間が経つにつれて氷が溶けて、味の変化を楽しめるのもいい。
最初はしっかりした甘さ、中盤はフルーティー、最後はスッキリ。
一杯で三度美味しい贅沢な飲み方です。
コツは大きめの氷を使うことですね。
コンビニで売っている丸氷やロック用の大きな氷がおすすめ。
小さい氷だとすぐ溶けて薄まっちゃうんで。
第2位: ハイボール|初心者にイチオシ
エヴァンウィリアムスのハイボールは、バーボン初心者にイチオシの飲み方です。
ソーダで割ると甘みがふわっと広がって、飲みやすさが倍増します。
ウイスキー1に対してソーダ3〜4の比率がちょうどいいですね。
レモンをキュッと搾ると爽快感がアップして、夏場の晩酌にもぴったり。
しかもコスパがすごいんですよ。
1杯あたり約100〜120円で楽しめる計算になります。
750mlのボトルからハイボールが約15杯作れるので、1,600円で割ると1杯あたり約107円。
缶ビール1本より安い晩酌って、最高じゃないですか。
実際に私も家で何度もリピートしていますが、飽きがこない味なんです。
第3位: コーラ割り|バーボンコークの王道
バーボンとコーラの組み合わせ、いわゆるバーボンコーク。
これがエヴァンウィリアムスとの相性がまた良いんですよ。
バーボンの甘さとコーラの甘さが合わさって、まるでご褒美ドリンクみたいな味わいになります。
ウイスキーが苦手な人でも「これなら飲める」って言うこと間違いなし。
ここでワンポイント。
ライムを搾ると一気にワンランクアップしますよ。
酸味が加わることで味が引き締まって、甘さ一辺倒にならない。
妻は普段ウイスキーを飲まないんですが、このコーラ割りだけは「美味しい」って言ってくれましたね。
ウイスキー入門としても優秀な飲み方です。
「エヴァンウィリアムスはまずい」は本当?
ネットで「エヴァンウィリアムス」と検索すると、「まずい」というキーワードが出てくるんですよね。
気になる方も多いと思うので、正直にお答えします。
結論から言うと、「まずい」のではなく「あっさりしている」が正確です。
バーボンに「ガツンとした重さ」や「樽感バリバリのパンチ」を求める人には、確かに物足りないかもしれません。
ワイルドターキーやメーカーズマークのような骨太系と比べると、味わいは軽やかですからね。
でも、バーボン初心者や食事と合わせたい人にとっては、この軽やかさが最大の武器なんです。
一つ注意点として、水割りにするとちょっと薄く感じやすいです。
加水に弱いタイプなんですよね。
なので、飲み方はロックかハイボールを強くおすすめします。
ちなみに面白いのが、少量の加水(数滴の水を垂らす程度)だとメロンのようなフルーティーな風味が出てくるんですよ。
この変化はなかなか興味深いので、ストレートで試すときにぜひやってみてください。
※ 味の感じ方には個人差があります。あくまで酒おやじの個人的な感想です。
ジムビームとの違いを飲み比べ
世界1位のジムビームと世界2位のエヴァンウィリアムス。
せっかくなので並べて飲み比べてみました。
同じバーボンでも、味わいの方向性はかなり違います。
| 項目 | エヴァンウィリアムス | ジムビーム ホワイト |
|---|---|---|
| 参考価格 | 1,500〜1,800円 | 1,200〜1,500円 |
| 度数 | 43%(旧)/ 40%(新) | 40% |
| 容量 | 750ml(旧)/ 700ml(新) | 700ml |
| 甘さ | フルーティーで上品 | コーン由来の素朴な甘さ |
| クセ | 少なめ | やや独特の穀物感 |
| ボディ | 軽やかで滑らか | やや軽め |
| おすすめ飲み方 | ロック・ハイボール | ハイボール・コーラ割り |
相性のいいおつまみ3選

エヴァンウィリアムスに合うおつまみも色々試してみました。
バーボンの甘さには、塩気や香ばしさのあるおつまみが抜群に合います。
1. ミックスナッツ
これは鉄板です。
バーボンの甘さとナッツの香ばしさが最高のマリアージュ。
特にアーモンドとカシューナッツとの相性が良いですね。
コンビニで手軽に買える「素焼きミックスナッツ」で十分美味しいですよ。
2. ビーフジャーキー・燻製系
ビーフジャーキーの旨味と塩気が、バーボンの甘さを引き立ててくれます。
燻製チーズもいいですね。
スモーキーな風味がバーボンのコーン感とマッチして、口の中でアメリカンな晩酌が完成します。
3. チェダーチーズ
チーズの中でもチェダーチーズがバーボンとの相性抜群です。
チェダーのコクのある味わいがバーボンの甘さと絶妙にバランスを取ってくれる。
スーパーで売っている切れてるチェダーチーズで十分です。
ちなみに、おつまみとウイスキーの組み合わせについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
酒おやじの総合評価
それではエヴァンウィリアムス ブラックラベルの総合評価をまとめます。
| 評価項目 | スコア |
|---|---|
| 香り | ★★★☆☆(3.5) |
| 味わい | ★★★★☆(4.0) |
| コスパ | ★★★★★(5.0) |
| 初心者向け度 | ★★★★☆(4.5) |
| 総合 | ★★★★☆(4.0) |
こんな人におすすめ / おすすめしない人
最後に、エヴァンウィリアムス ブラックラベルがどんな人に向いているか整理しておきますね。
自分に合いそうかどうか、チェックしてみてください。
- コスパ重視でバーボンを楽しみたい人
- バーボン初心者・入門者
- ハイボール用ウイスキーを探している人
- ジムビーム以外のバーボンを試してみたい人
- 毎日の晩酌用バーボンを探している人
- ガツンとした重厚なバーボンを求める人
- 余韻の長さや複雑さを重視する人
- バーボンにスモーキーさやビターを求める人
エヴァンウィリアムスの種類|ステップアップガイド
エヴァンウィリアムスにはブラックラベル以外にもラインナップがあります。
気に入った方のために、ステップアップの道筋を紹介しますね。
エヴァンウィリアムス 1783 スモールバッチ(約2,500〜4,000円)
ブラックラベルの上位版にあたるのがこの1783。
ブランド名の由来となった創業年を冠したプレミアムモデルです。
厳選された少数のオーク樽から造られた原酒をブレンドしたスモールバッチで、甘さがより上品でリッチになっています。
エヴァンウィリアムス シングルバレル(約4,700〜5,300円)
さらに上を目指すなら、単一の樽から瓶詰めされたシングルバレル。
樽ごとの個性が楽しめるプレミアムな一本で、ボトルにはヴィンテージ年と瓶詰め日が記載されています。
まずはブラックラベルで試して、気に入ったら1783に進む。これが酒おやじ流のおすすめルートです。
いきなり高い方を買って「合わなかった…」ってなるのが一番もったいないですからね。
まとめ|エヴァンウィリアムスは隠れた名バーボン
今回はエヴァンウィリアムス ブラックラベルを正直にレビューしてきました。
最後にポイントをまとめると:
・1500円台で世界2位の実力。コスパは文句なし
・味わいは甘くフルーティーで飲みやすい。初心者にも◎
・おすすめの飲み方はロック>ハイボール>コーラ割り
・ジムビームとは方向性が違う。上品さではエヴァンウィリアムスが上
・水割りは薄くなりやすいので注意
知名度こそジムビームに譲りますが、味と価格のバランスは間違いなくトップクラスのバーボンです。
私自身、最初は「まぁ安いバーボンでしょ」くらいの気持ちだったんですが、飲んでみたら完全に見方が変わりました。
今では家の棚に常にストックしてある一本になっています。
家飲みバーボンの新しい定番として、ぜひ一度試してみてくださいね。
Q. エヴァンウィリアムス ブラックラベルはどこで買えますか?
大手量販店(イオンリカー、やまや等)やAmazon・楽天などのネット通販で購入できます。コンビニでの取り扱いは少ないので、ネット通販が確実です。
Q. エヴァンウィリアムスの度数は何度ですか?
現在の正規品(バカルディジャパン輸入の新ラベル)は40度・700mlです。旧正規品や並行輸入品は43度・750mlのものが流通しています。購入時にラベルを確認するのがおすすめです。
Q. エヴァンウィリアムスとエズラブルックスはどう違いますか?
エヴァンウィリアムスはヘヴンヒル社が製造するバーボンです。エズラブルックスはラクスコ社が販売しており、2018年に自社のラックス・ロウ蒸留所がケンタッキー州バーズタウンに完成しています。味わいの方向性は、エヴァンウィリアムスがフルーティーで軽やか、エズラブルックスがもう少しコクがあってスパイシーな印象です。価格帯はほぼ同じなので、飲み比べてみるのも面白いですよ。


コメント