「マルス ツインアルプスって安いけど、ぶっちゃけどうなの?」
「まずいって口コミも見たけど…」
そんな声、よく聞きます。
正直に言うと、ストレートはちょっと厳しい。でもハイボールにしたら化けたんですよ。
実は私、このツインアルプスを家に常備してるんです。
理由は単純。安いし、雑に飲めるし、バニラの香りがめちゃくちゃ好きだから。
今回は4つの飲み方で徹底的に比較してみたので、気になってる方はぜひ参考にしてみてください。

マルス ツインアルプスの基本情報
マルス ツインアルプスは、長野県の駒ヶ岳蒸溜所で作られている国産ブレンデッドウイスキーです。
この蒸溜所、実は日本で最も標高の高い場所にあるウイスキー蒸溜所なんですよ。
標高798m。中央アルプスと南アルプス、二つのアルプスに抱かれた場所にあるから「ツインアルプス」という名前がついています。
運営しているのは鹿児島の本坊酒造。
焼酎の会社がウイスキー?と思うかもしれませんが、実は歴史が深くて、竹鶴政孝をスコットランドに派遣した岩井喜一郎が本坊酒造の顧問として蒸溜所の設計を指導しているんです。
岩井は竹鶴が持ち帰った「竹鶴ノート」を参考に、本格的なウイスキー蒸溜所を日本に作り上げた人物なんですよ。
2011年に19年ぶりに蒸留を再開してからは、シングルモルト「駒ヶ岳」も注目を集めていますね。
1,500円台で買える国産ウイスキーとして、家飲み派にはかなりありがたい存在です。
気になる方は、まず今の価格だけでもチェックしてみてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | マルスウイスキー TWIN ALPS(ツインアルプス) |
| 蒸溜所 | マルス駒ヶ岳蒸溜所(長野県宮田村・標高798m) |
| タイプ | ブレンデッドウイスキー(モルト+グレーン) |
| 度数 | 40% |
| 容量 | 750ml |
| 熟成 | ノンエイジ(年数表記なし) |
| 参考価格 | 約1,500〜2,000円(Amazon参考価格:約1,738円) |
| 原材料 | モルト、グレーン(英国製造・カナダ製造・国内製造) |
ツインアルプスは本当に「まずい」のか?
マルス ツインアルプスで検索すると「まずい」というワードが出てきます。
これ、気になりますよね。
結論から言うと、飲み方次第で評価が180度変わるウイスキーなんです。
私も最初にストレートで飲んだときは「うーん…」と思いました。
でも飲み方を変えた瞬間、バニラのような甘い香りがブワッと開いて、これめちゃくちゃ好きだわってなったんですよ。
ただし、正直に言います。
好き嫌いが分かれるウイスキーなのは間違いないです。
「まずい」と感じる原因はストレートにある
ツインアルプスはノンエイジのブレンデッドウイスキー。
年数表記がないということは、比較的若い原酒がメインということです。
これをストレートで飲むと、アルコールの刺激がダイレクトに来ます。
未熟感というか、ちょっとトゲトゲしい感じが否めないんですよね。
1,500円台のウイスキーにストレートの完成度を求めるのは、正直ちょっと酷かなと。
お酒関係の仕事をしている私の感覚でも、この価格帯でストレートが美味しいウイスキーって本当に限られますからね。
※ストレート前提で「まずい」と判断してしまうのは、もったいないです
飲み方を変えると評価が一変する理由
じゃあなんで飲み方を変えると美味しくなるのか。
加水したりソーダで割ったりすると、アルコールの刺激が和らいで、隠れていた香りが一気に開くんです。
特にツインアルプスの場合、バニラや樽由来の甘い香りがしっかりあるんですよ。
ストレートだとアルコールの刺激に負けていた香りが、割ることで前に出てくる感じですね。
この先のテイスティングで、実際に4つの飲み方で飲み比べた結果をお見せします。

実飲テイスティングレビュー|4つの飲み方で比較

マルス ツインアルプスをストレート・ロック・ハイボール・水割りの4パターンで飲み比べてみました。
同じウイスキーなのに、飲み方でここまで印象が変わるのかと自分でも驚きましたね。
それぞれ★5段階で評価していきます。
ストレート|率直に言うと厳しい
グラスに注いだ瞬間、バニラとほんのりフルーツの香りは確かに感じます。
「おっ、悪くないじゃん」と思ったのもつかの間。
口に含むと、アルコールの刺激がガツンと来て、香りを楽しむ余裕がないんですよね。
若さゆえの荒さというか、飲み込んだあとのピリピリ感が気になります。
ただ、1,500円台でこのバニラ香の片鱗があるのは悪くない。
ポテンシャルは感じるけど、この飲み方だと活かしきれないという印象です。
★★☆☆☆「ストレート派にはちょっと厳しいかな…」
ロック|樽香とバニラが開く
氷を入れてしばらく待つと、景色が変わります。
冷えることでアルコールの刺激が落ち着いて、バニラの甘い香りがスーッと前に出てくるんです。
これこれ、この香り。
氷が溶けるにつれて加水効果も出てきて、ウッディな甘みとバニラが重なる、いい塩梅になっていきます。
ちびちび時間をかけて味の変化を楽しむなら、ロックは正解ですね。
寝る前にゆっくり1杯やるのにちょうどいい。
★★★☆☆「気分で飲みたくなる、そんな一本」
ちなみに、グラスにこだわるだけでロックの味わいがグッと変わりますよ。
ハイボール|これが本領発揮!
いやぁ、ツインアルプスの真骨頂はハイボールだと断言します。
強炭酸で割った瞬間、バニラの甘い香りが炭酸に持ち上げられて、グラスからふわっと立ちのぼるんですよ。
これがもう、めちゃくちゃ好きな香りなんです。
口当たりは爽快なのに、バニラの甘みがちゃんと残るのが素晴らしい。
角瓶ハイボールのキリッとした感じとは全然違う、甘くて柔らかい、ちょっとリッチな家ハイボールになるんです。
唐揚げにもポテトにも合うし、何なら食事なしでもグイグイいけちゃう。
実際、私はこのハイボールが好きすぎて、とりあえず家に常備してるくらいですからね。
晩酌のレギュラーとして十分すぎるクオリティです。
★★★★☆「晩酌のレギュラー入り確定です」
ちなみに、炭酸水は強炭酸タイプがおすすめ。ウイスキーの香りが負けないんですよ。
水割り|晩酌のお供に最適
天然水で割ると、バニラとハチミツのような甘みがじんわり穏やかに広がります。
角が取れて丸くなるけど、ちゃんと味の芯は残っているのが良いところ。
薄くなりすぎない塩梅で作れるんですよね。
和食との相性がかなり良くて、煮物や焼き魚と合わせるなら水割りが一番だと思います。
冬場はお湯割りにしても美味しいですよ。
バニラの香りがお湯の湯気と一緒に立ちのぼって、ほっこりします。
★★★☆☆「気分で飲みたくなる、そんな一本」
水割りの水は軟水がベスト。個人的にはサントリーの天然水が一番合うと思います。

合わせたいおつまみ・ペアリング

マルス ツインアルプスの特徴は、なんといってもバニラ香と樽の甘い香り。
この特徴を活かすおつまみを、実際に合わせてみた中から紹介します。
燻製チーズ|樽香×スモーク香の相乗効果
ツインアルプスの樽由来の香ばしさと、燻製チーズのスモーク香が重なると、奥行きのある味わいになるんですよ。
特にハイボールとの組み合わせが最高です。
炭酸の爽快感とチーズの濃厚さが交互に来て、無限ループに入ります。
なとりの「一度は食べていただきたい燻製チーズ」なら、コンビニでも手に入るので手軽ですよ。
ミックスナッツ|バニラ香と好相性
ナッツの香ばしさと、ツインアルプスのバニラの甘い香りって、お互いを引き立て合うんですよね。
ロックでちびちびやりながらナッツをつまむのが、私のお気に入りの晩酌パターンのひとつ。
無塩・無油の素焼きタイプだと、ウイスキーの風味を邪魔しないのでおすすめです。
チョコレート・ドライフルーツ
「ウイスキーにチョコ?」と思うかもしれませんが、バニラ&ハチミツ系の甘い香りのウイスキーには、ビターチョコが合うんです。
カカオ70%以上のビターチョコを一片。
ツインアルプスのバニラ香とチョコの苦みが口の中で溶け合って、ちょっと大人なデザート感覚になります。
ドライオレンジなんかも意外と合いますよ。
ウイスキー初心者の方にもおすすめの組み合わせです。

コスパ検証|1杯あたり約70円の晩酌
マルス ツインアルプスのコスパ、計算してみましょう。
750mlをシングル1杯(約30ml)で計算すると、約25杯分取れます。
1,738円÷25杯=1杯あたり約70円。
居酒屋のハイボールが1杯400〜500円ですから、約6〜7分の1ですよ。
月に20日晩酌したとしても月1,400円。
私みたいに「安いから雑に飲める」って気楽さ、家飲み派にはけっこう大事なポイントなんですよね。
他の定番ウイスキーとも比較してみました。
| 銘柄 | 価格(目安) | 容量 | 1杯あたり |
|---|---|---|---|
| ツインアルプス | 約1,738円 | 750ml | 約70円 |
| 角瓶 | 約1,500円 | 700ml | 約64円 |
| ブラックニッカ クリア | 約850円 | 700ml | 約36円 |
| 岩井トラディション | 約2,200円 | 750ml | 約88円 |

岩井トラディションとの違い|同じマルスでどっちを選ぶ?
同じ本坊酒造のマルスブランドで迷う方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
岩井トラディションとツインアルプス、どちらもブレンデッドウイスキーですが、性格がまるで違います。
| 比較項目 | ツインアルプス | 岩井トラディション |
|---|---|---|
| 価格 | 約1,738円 | 約2,200円 |
| タイプ | ブレンデッド | ブレンデッド |
| おすすめ飲み方 | ハイボール・ロック | ストレート・トワイスアップ |
| 味わい | バニラ・樽香・軽快 | シェリー感・重厚・上品 |
| 入手性 | 一般流通 | 特約店中心 |
| こんな人に | 毎日の晩酌・ハイボール派 | じっくり味わいたい人 |
総合評価
マルス ツインアルプスの総合評価をまとめます。
| 評価項目 | スコア |
|---|---|
| 香り | ★★★★☆(4.0) |
| 味わい | ★★★☆☆(3.5) |
| 飲みやすさ | ★★★★☆(4.0) |
| コスパ | ★★★★★(4.5) |
| リピート度 | ★★★★☆(4.0) |
こんな人におすすめ・おすすめしない
マルス ツインアルプスの特徴を踏まえて、おすすめな人・おすすめしない人をまとめました。
自分に合いそうかどうか、チェックしてみてください。
おすすめな人
こんな人はきっと気に入るはず:
・ハイボール派で、毎日の晩酌に使えるウイスキーを探している人
・コスパ重視で、1杯100円以下の家飲みがしたい人
・バニラ系の甘い香りが好きな人(グレンフィディック、メーカーズマーク、バランタインが好きなら刺さります)
・国産ウイスキーに興味があるけど、高いのはまだ…という初心者の方
・お酒にそこまでこだわらない、気軽にグイッと飲みたい派
おすすめしない人
正直、こういう人にはおすすめしません:
・ストレート至上主義の方(ストレートでは真価を発揮できません)
・スモーキーなウイスキーが好きな人(ツインアルプスにピート香はほぼありません)
・熟成感のある重厚な味を求める人(ノンエイジなのでそこは限界があります)
・甘い香りが苦手な方(バニラ香が特徴なので、好みに合わない可能性大です)
- ハイボール派で毎日の晩酌ウイスキーを探している人
- コスパ重視で1杯100円以下の家飲みがしたい人
- バニラ系の甘い香りが好きな人(グレンフィディック、メーカーズマーク好きなら刺さる)
- 国産ウイスキー初心者の入門として
- 気軽にグイッと飲みたい人
- ストレート至上主義の方
- スモーキーなウイスキーが好きな人
- 熟成感のある重厚な味わいを求める人
- 甘い香りが苦手な方
- ハイボール派で毎日の晩酌ウイスキーを探している人
- コスパ重視で1杯100円以下の家飲みがしたい人
- バニラ系の甘い香りが好きな人(グレンフィディック、メーカーズマーク好きなら刺さる)
- 国産ウイスキー初心者の入門として
- 気軽にグイッと飲みたい人
- ストレート至上主義の方
- スモーキーなウイスキーが好きな人
- 熟成感のある重厚な味わいを求める人
- 甘い香りが苦手な方
よくある質問(FAQ)
Q. マルス ツインアルプスは「ジャパニーズウイスキー」に分類されますか?
ツインアルプスはブレンデッドウイスキーで、英国製造やカナダ製造の原酒も含まれているため、業界団体が定める「ジャパニーズウイスキー」の厳密な定義には当てはまりません。ただし、国内の蒸溜所でブレンド・瓶詰めされた国産ウイスキーであることは間違いありません。
Q. 開封後はどれくらいで飲みきるべきですか?
ウイスキーはアルコール度数が高いので、ワインほど劣化を気にする必要はありません。開封後も半年〜1年程度は美味しく飲めます。ただし、直射日光は避けて、キャップはしっかり閉めて保管してくださいね。
Q. ツインアルプスはどこで買えますか?
Amazon・楽天などのネット通販が一番確実です。一部のスーパーや酒屋さんでも取り扱いがありますが、店舗によっては置いていない場合もあります。ネットだとポイント還元もあるのでお得ですよ。
Q. ツインアルプスの「3&7」や「エクストラ」との違いは?
「3&7」は3年と7年の原酒をブレンドした別ラインで、通常のツインアルプスよりまろやかで深みがあるのが特徴。「エクストラ」はさらに手頃な価格のエントリーモデルです。それぞれ個性が異なるので、まずはツインアルプスから試して、気に入ったら3&7にステップアップするのもおすすめです。
まとめ|1,500円台の「家飲みの相棒」として優秀
マルス ツインアルプスのレビュー、いかがでしたか?
改めてポイントをまとめると:
・ストレートは正直厳しい。でもハイボールやロックにすればバニラ香が華やぐ良コスパウイスキー
・1杯あたり約70円。毎日の晩酌に罪悪感なく使える価格帯
・バニラ系の香りが好きな人にはがっつり刺さるし、グレンフィディックやメーカーズマーク好きなら試す価値あり
好き嫌いは分かれるウイスキーです。
でも正直、私はかなり好き。安いし雑に飲めるし、あのバニラ香がたまらないんですよ。
「とりあえず家に1本置いておく」ウイスキーとして、かなり優秀な一本だと思います。
気になった方は、ぜひ晩酌のラインナップに加えてみてくださいね。


コメント