元老院は、魔王と同じ白玉醸造が造る樽熟成焼酎。720ml千円前後で買えるコスパ最強の一本です。
芋焼酎が苦手な私でも唸った、その実力をお伝えします。
実は私、芋焼酎があまり得意じゃないんですよ。
あの独特の芋臭さがどうにも苦手で、焼酎売り場ではいつも麦焼酎に手が伸びていました。
そんな私が、ある日ふと目にしたのが琥珀色に輝くボトル。
ラベルには「元老院」の文字。
調べてみたら、あの魔王と同じ白玉醸造が造る樽熟成焼酎だと。
結論から言うと、これはウイスキー好きにこそ試してほしい焼酎でした。
その理由をじっくりお話ししますね。
- 元老院の味わい・香りの正直レビュー
- 芋焼酎が苦手でも飲めるか?
- ロック・ソーダ割り・お湯割り・水割りの飲み比べ
- 合わせたいおつまみ3選
- 魔王・天誅との違い(白玉醸造シリーズ比較)

元老院の基本情報|白玉醸造の芋麦ブレンド樽熟成焼酎
まずは元老院の基本スペックから押さえておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 元老院(げんろういん) |
| 蔵元 | 白玉醸造(鹿児島県錦江町) |
| 原材料 | 麦(豪州産)・さつまいも・麦こうじ・米こうじ |
| アルコール度数 | 25度 |
| 容量 / 参考価格 | 720ml / 1,000円前後(税込) |
| 分類 | 本格焼酎(芋麦ブレンド焼酎) |
| 特徴 | 芋と麦のブレンドを樫樽で長期貯蔵 |
元老院を実際に飲んでみた|テイスティングレビュー
さて、ここからが本題。
元老院を実際に開けて飲んでみたレビューです。
ウイスキーばかり飲んでいる私の舌で、正直にお伝えしますね。
外観|琥珀色に期待が高まる
グラスに注いだ瞬間、まず驚くのがその色。
透明な焼酎を見慣れている目には、この琥珀色はかなりインパクトがあります。
まるでウイスキーを注いでいるかのような光景。
樫樽で長期貯蔵している証拠ですね。
正直、この見た目だけでテンションが上がりました。
「これ本当に焼酎なの?」と思わずグラスを二度見しましたよ。
香り|バニラと樽のウッディな甘さ
鼻を近づけると、ふわっと広がるのはバニラとオーク樽のウッディな甘さ。
これ、完全にウイスキーの香りに近いんですよ。
でも、ウイスキーほどアルコールの刺激は強くない。
もっと穏やかで、やさしい香り方をします。
そして特筆すべきは、芋臭さがほとんどないこと。
麦が混じっているからなのか、樽貯蔵の効果なのか。
おそらく両方でしょうね。
普通の芋焼酎とは全く違う香りの世界が広がっていました。
味わい|芋の甘みと麦のキレが同居する不思議な焼酎
で、肝心のお味なんですが。
口に含んだ瞬間、まず感じるのは驚くほどまろやかな口当たり。
芋由来のふくよかな甘みがじわっと広がります。
そこに追いかけてくるのが、麦のすっきりしたキレ。
この甘みとキレの同居が元老院の最大の魅力だと思います。
さらに、樽熟成由来のバニラ感がそれらを見事につないでくれる。
ウイスキーに近い風味を確かに感じるんですが、ウイスキーほど重くはない。
アルコール25度というのも絶妙ですね。
ウイスキーの40度に慣れた舌には、むしろスイスイ飲めてしまう危険な美味しさです。
※飲みやすいからといって飲みすぎにはご注意を。個人の感想です。
余韻|じんわり残る樽のコク
飲み込んだ後、じわっと残るのは樽のコクと甘み。
焼酎としてはかなり長めの余韻です。
ウイスキーの余韻に慣れている人でも、「おっ、これは良いぞ」と思えるレベルの余韻があります。
安い焼酎にありがちな「スッと消える物足りなさ」は皆無。
グラスを傾けた後にしばらく浸れる、そんな焼酎です。
元老院はまずい?芋臭い?正直に答えます
「元老院 まずい」で検索してこの記事にたどり着いた方もいるかもしれませんね。
正直にお答えします。
結論から言うと、元老院がまずいと感じる人は「焼酎らしい芋の味」を求めている人だと思います。
元老院は芋と麦のブレンドを樫樽で貯蔵しているので、いわゆる「ザ・芋焼酎」とは全く違う味わいなんですよ。
芋焼酎に芋の力強さやガツンとした風味を期待する方には、確かに物足りないかもしれません。
でも逆に言えば、芋焼酎が苦手な人にこそ試してほしい一本なんです。
実際、芋焼酎があまり好みでない私でも美味しく飲めました。
芋臭さが弱くて、麦が混じっているから他の普通の芋焼酎とは全く違う味わいになっているんですよね。
お酒に関わる仕事をしていると、芋焼酎が苦手というお客さんは本当に多いです。
そういう方に元老院を出すと、かなりの確率で驚かれますよ。
「これ本当に芋焼酎なの?」って。
だから「まずい」と感じるかどうかは、何を期待して飲むかによるんです。
芋臭さ控えめの、ウイスキーテイストな焼酎として飲めば、きっと気に入ると思いますよ。
※味の感じ方には個人差があります。
元老院のおすすめの飲み方4選|飲み比べて一番うまかったのは?
元老院を4つの飲み方で飲み比べてみました。
結論から言うと、一番のおすすめはロックです。
でも他の飲み方もそれぞれ違った魅力があるので、順番に紹介しますね。
ロック|樽の香りを一番楽しめる飲み方
まず最初に試してほしいのがロック。
おすすめ度は★★★★★です。
氷を入れたグラスに元老院を注ぐと、樽の香りがグラスの中でぎゅっと凝縮されます。
氷が少しずつ溶けるにつれて味わいが変化していくのが、たまらなく楽しい。
最初はしっかりした樽のコク。
少し溶けると甘みが増してきて、最後はスッと軽やかに。
元老院の実力を一番感じられる飲み方です。
初めて飲むなら、まずロックで試してみてください。
ちなみに、グラスにこだわるだけで、ロックの味わいがグッと変わりますよ。
ソーダ割り|ウイスキーハイボール感覚で楽しむ
「焼酎をソーダで割る?」と思う方もいるかもしれません。
でも元老院なら大正解です。おすすめ度★★★★☆。
樽香が炭酸で華やかに引き立って、まるでウイスキーハイボールのような仕上がりになります。
作り方のコツは、焼酎1に対して炭酸3くらいの割合。
ウイスキーハイボールより少し濃いめですが、25度なのでちょうど良い飲みごたえになります。
ウイスキーハイボール好きの方は、ぜひ一度お試しを。
「焼酎のソーダ割りってアリなんだ」と目からウロコが落ちるはずですよ。
炭酸水は強炭酸タイプがおすすめ。元老院の樽香が負けないんですよ。
お湯割り|芋の甘みがふわっと広がる
冬場の晩酌におすすめしたいのがお湯割り。
おすすめ度は★★★★☆。
お湯を注いだ瞬間、芋の甘みがふわっと立ち上がってくるのがわかります。
ロックやソーダ割りでは樽の香りが主役でしたが、お湯割りでは芋の甘みが前面に。
割合は焼酎6に対してお湯4くらいがベスト。
先にお湯を入れてから焼酎を注ぐと、香りがよく立ちますよ。
冬の寒い夜、これを飲みながら一日を振り返る。
そんな大人の時間にぴったりの飲み方です。
水割り|食中酒として万能
食事と一緒に楽しむなら水割りが最適。
おすすめ度は★★★☆☆。
水割りにすると角が取れて、さらにまろやかになります。
料理の邪魔をしない、万能な食中酒に変身するんですよ。
和食全般に合いますが、特に魚料理との相性は抜群。
焼き魚やお刺身のお供にどうぞ。
水割りの水は軟水がベスト。個人的にはサントリーの天然水が一番合うと思います。


元老院に合うおつまみ3選|樽香に寄り添う晩酌メニュー
元老院の樽熟成という個性を活かすなら、おつまみ選びも大事。
実際に合わせてみて「これだ!」と思った3品を紹介します。
燻製チーズ|スモーキーな樽香との最強コンビ
個人的に、元老院に合うおつまみのナンバーワンがこれ。
燻製の香りと元老院の樽香がシンクロして、口の中が幸せになります。
特にロックと合わせると、もう至福としか言いようがない。
スーパーで手軽に買えるのも嬉しいポイントですね。
素焼きミックスナッツ|樽の甘みと好相性
ナッツの香ばしさが樽熟成のバニラ感と相性抜群なんですよ。
ウイスキーにナッツを合わせるのと同じ感覚ですね。
素焼きで無塩タイプを選ぶのがポイント。
余計な味付けがないぶん、元老院の繊細な風味を邪魔しません。
低糖質で罪悪感が少ないのも、晩酌のお供としてはありがたいところです。
ビーフジャーキー|肉の旨味×樽のコク
肉系おつまみの王道、ビーフジャーキー。
元老院のコクのある味わいと、ビーフジャーキーの旨味が見事に調和します。
特にソーダ割りとの組み合わせがおすすめ。
炭酸の爽快感がジャーキーの脂っこさをリセットしてくれて、延々と飲めてしまう組み合わせです。
テレビを見ながらの晩酌にはこれが一番ですね。
白玉醸造シリーズ比較|元老院・魔王・天誅の違いは?
白玉醸造の主要ラインナップを一覧で比較してみました。
| 銘柄 | 原材料 | タイプ | 参考価格(720ml) | 入手しやすさ |
|---|---|---|---|---|
| 元老院 | 麦・芋・麦こうじ・米こうじ | 樫樽貯蔵ブレンド | 1,000円前後 | ★★★★☆ |
| 魔王 | 芋・米麹 | プレミアム芋焼酎 | 定価1,730円 / 実勢4,000〜6,000円 | ★★☆☆☆ |
| 天誅 | 米・芋・米麹 | 長期貯蔵ブレンド | 2,000円前後 | ★★★☆☆ |
| 白玉の露 | 芋・米麹 | レギュラー芋焼酎 | 1,000円前後 | ★★★★★ |
元老院 vs 魔王|同じ蔵でも全く違う個性
「魔王と同じ蔵」と聞くと似た味を想像しますよね。
でも実際は全く違う方向性の焼酎です。
魔王は芋100%のプレミアム芋焼酎。
華やかでフルーティーな香りが特徴で、芋焼酎の頂点と言われています。
一方、元老院は芋と麦のブレンドを樫樽で貯蔵。
ウイスキーのような樽香が特徴で、全く別方向の個性を持っています。
そして何より価格差。
魔王は定価こそ1,730円ですが、実勢価格は4,000〜6,000円。
元老院なら千円前後で普通に買えるので、コスパは圧倒的に元老院の勝ちです。
元老院 vs 天誅|長期貯蔵仲間だが原材料が違う
天誅も長期貯蔵タイプですが、こちらは米と芋のブレンド。
元老院は麦と芋のブレンドなので、ベースの穀物が違います。
天誅はまろやかで上品な味わい。
元老院はより力強く、樫樽の個性がしっかり出るタイプです。
個人的には、ウイスキー好きなら元老院、日本酒好きなら天誅、という棲み分けかなと思います。

総合評価|ウイスキー好きが唸る樽熟成焼酎
それでは、元老院の総合評価をまとめます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 香り | ★★★★☆ |
| 味わい | ★★★★☆ |
| コスパ | ★★★★★ |
| 飲みやすさ | ★★★★☆ |
| 総合 | ★★★★☆ |
晩酌のレギュラー入り確定です
元老院をおすすめする人・おすすめしない人
- ウイスキー好きで焼酎にも挑戦してみたい人
- 芋焼酎の芋臭さが苦手な人
- コスパの良い家飲み焼酎を探している人
- 魔王が気になるけど価格的に手が出ない人
- 樽熟成のお酒が好きな人
- ガツンとした芋の味を求める人
- 焼酎は芋の香りが強いほうが好きな人
- ウイスキーのような重厚さ(40度超)を期待する人
よくある質問(FAQ)
Q. 元老院はどこで買えますか?
酒販店のほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで購入できます。魔王ほど入手困難ではないので、ネット通販なら比較的簡単に見つかりますよ。
Q. 元老院は芋焼酎ですか?麦焼酎ですか?
元老院は芋と麦のブレンド焼酎です。正確には「本格焼酎」のカテゴリーに入ります。芋と麦の原酒をブレンドして樫樽で貯蔵するという、かなりユニークな製法です。
Q. 元老院に賞味期限はありますか?
焼酎には基本的に賞味期限はありません。ただし、開封後は香りが飛びやすくなるので、なるべく早めに飲みきるのがおすすめです。未開封なら直射日光を避けて保管すれば長期保存できます。
Q. 元老院はプレゼントに向いていますか?
ギフトにもおすすめです。琥珀色の美しい外観、「魔王と同じ蔵」というストーリー性、それでいて価格は手頃。もらった人が「おっ」と思える一本ですよ。
まとめ|元老院は魔王蔵が生んだコスパ最強の樽熟成焼酎
元老院の魅力をまとめると、こんな感じです。
①魔王と同じ白玉醸造が造る、芋と麦のブレンド焼酎。
②樫樽で長期貯蔵することで生まれる、ウイスキーのような樽香。
③720mlで千円前後という、驚きのコスパ。
芋焼酎が苦手な人にこそ飲んでほしい一本です。
樽熟成のまろやかな風味は、ウイスキー好きの方にもきっと刺さるはず。
まずは720ml1本から。千円前後で魔王蔵の実力を体感してみてください。


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