ブラック&ホワイトは、1500円台でハイボールが抜群にうまいスコッチです。
コスパは文句なしに優秀。ただし飲み方によって評価がガラッと変わるタイプなので、そのあたりも正直にお伝えしていきますね。
ラベルに描かれた白と黒の2匹の犬が目印のこのウイスキー、実は英国王室御用達の歴史を持つ由緒正しき一本。
スコッチを世界に広めた「ビッグ5」の一角でもあるブラック&ホワイトを、今回は家飲みで徹底検証してみました。
- ブラック&ホワイトの基本スペックと歴史
- ストレート・ロック・ハイボール・水割りの飲み方別レビュー
- 「まずい」と感じる人向けの飲み方アドバイス
- 相性抜群のおつまみ3選
- 酒おやじの正直な総合評価

ブラック&ホワイトの基本情報
まずはブラック&ホワイトの基本スペックを整理しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ブラック&ホワイト |
| 種類 | ブレンデッドスコッチウイスキー |
| アルコール度数 | 40% |
| 容量 | 700ml |
| 参考価格 | 1,500円前後(税込) |
| 原産地 | スコットランド |
| 製造元 | ジェームズ・ブキャナン社(ディアジオ傘下) |
| キーモルト | ダルウィニー、クライヌリッシュ、グレンデュラン |

ブラック&ホワイトの歴史|ビッグ5とラベルの犬の由来
ブラック&ホワイトの歴史を知ると、この1500円台のウイスキーがいかに凄い一本か分かります。
もともとは1884年に「ブキャナンズ・ブレンド」という名前で発売されました。
当時、黒いボトルに白いラベルという見た目から、愛飲家たちの間で「ブラック&ホワイト」と呼ばれるようになったんです。
で、1902年に正式にこの愛称がそのまま商品名に採用されました。
なかなか粋な話ですよね。
さらに1898年には英国王室御用達に認定されています。
当時のスコッチ業界を牽引した「ビッグ5」(ジョニーウォーカー、デュワーズ、ブキャナン、ヘイグ、ホワイトホース)の一角として、スコッチを世界に広めた功績は計り知れません。
そしてラベルに描かれた2匹の犬。
これはスコティッシュテリア(黒)とウェストハイランドホワイトテリア(白)がモデルです。
1890年代に創業者のジェームズ・ブキャナンがドッグショーで見かけたのがきっかけで、トレードマークに採用されたんですよ。
実際に飲んでみた|テイスティングレビュー

では、ブラック&ホワイトをまずはストレートでじっくりテイスティングしていきます。
色・外観から香り、味わい、余韻まで順番にレポートしますね。
色・外観
グラスに注いでみると、明るいゴールドの色合いです。
粘性はそこまで強くなく、グラスを傾けるとサラッと流れ落ちる感じ。
香り
グラスに鼻を近づけると、まず焼きたてのビスケットのような香ばしさがふわっときます。
その奥から、キャラメルっぽい甘さと、ほんのりとした柑橘系のフルーティーさ。
バニラのニュアンスも少し感じますね。
そしてわずかにピート(泥炭)の香りがあるのがこのウイスキーの特徴です。
主張しすぎない程度のスモーキーさが、奥行きを出しています。
少し加水してみると、フルーティーな香りがさらに開いて、ブドウのようなニュアンスが出てきました。
1500円台でこの複雑さは、正直ちょっと驚きましたね。
味わい
口に含むと、最初にフルーティーな酸味がパッと広がります。
そこから黒蜜のような濃厚な甘みがじわっと追いかけてくるんですよ。
ブドウのような甘酸っぱさも感じます。
中盤からはわずかなスモーキーさがアクセントとして顔を出します。
このスモーキーさが、まさにブラック&ホワイトならではの「ウイスキーらしい癖」の正体ですね。
ブレンデッドらしいバランスの良さはありつつも、個性がちゃんとあるのがこのウイスキーの面白いところ。
私自身、最初に飲んだとき「おっ、1500円台にしてはなかなか主張してくるな」と思いました。
※味の感じ方には個人差があります
余韻
余韻は短め〜中程度といったところ。
まろやかで穏やかなフィニッシュの中に、ほんのりスパイシーな余韻が残ります。
白コショウのようなピリッとした感覚ですね。
最後にうっすらとスモーキーさが残るのも印象的。
後味が変にべたつかないので、次の一口がどんどん進むタイプです。
飲み方別レビュー|おすすめの飲み方4選

ブラック&ホワイトを4つの飲み方で徹底比較してみました。
結論から言うと、飲み方によってかなり印象が変わるウイスキーです。
ストレート
ストレートでは、先ほどのテイスティングレビューの通り、フルーティーさとスモーキーさのバランスが楽しめます。
ただし正直に言うと、アルコールの刺激はそれなりにあります。
少量の加水(数滴の水を加える)をすると、アルコールの角が取れてフルーティーさが前に出てきます。
ストレートで飲むなら、チェイサー(水)を用意しておくのがおすすめですよ。
おすすめ度: ★★★☆☆
悪くないけど、この価格帯ならもっと活きる飲み方がある印象。
ロック
氷を入れると、甘みがグッと引き立つのが面白い変化です。
スモーキーさは少し控えめになって、代わりにキャラメルっぽい甘さが前面に。
温度変化とともにじわじわと味が変わっていくので、ゆっくり飲むのに向いていますね。
私は仕事終わりにロックでちびちびやるのが好きなんですが、ブラック&ホワイトのロックは「考え事をしながら飲む」のにちょうどいい複雑さがあります。
おすすめ度: ★★★★☆
氷が溶けるにつれて変化する味を楽しめる人には◎。
ちなみに、ロックはグラスにこだわるだけで味わいがグッと変わりますよ。
ハイボール
で、肝心のハイボール。
これがブラック&ホワイトの真骨頂だと私は思っています。
炭酸で割ると、フルーティーさが一気に花開くんですよ。
ストレートで感じた癖も、ハイボールにするとちょうど良いアクセントに変わります。
ハイボールだとかなり飲みやすくなるので、ウイスキー初心者の方にもおすすめなんです。
ご飯と一緒に飲むのにもピッタリで、和食でも洋食でも邪魔をしない。
作り方のコツは、ウイスキー1に対して炭酸水3〜4の割合。
お好みでレモンピールをキュッと搾ると、さらに爽やかになりますよ。
おすすめ度: ★★★★★
コスパ最強の常飲ハイボール。毎日飲んでも財布に優しい。
ちなみに、炭酸水は強炭酸タイプがおすすめ。ウイスキーの香りが負けないんですよ。
水割り
水割りにすると、フルーティーさがさらにまろやかに開きます。
食事中にだらだら飲むのに最高ですね。
特にブラック&ホワイトの水割りは、魚料理との相性が良いと感じました。
アルコールの刺激がほぼなくなるので、ウイスキーの癖が苦手な方の入門編としてもおすすめです。
おすすめ度: ★★★★☆
食中酒として安定の実力。
水割りの水は軟水がベスト。個人的にはサントリーの天然水が一番合うと思います。


「まずい」と感じる人へ|飲み方で印象は変わる
ネットで「ブラックアンドホワイト まずい」と検索する方がいらっしゃいますが、正直なところ飲み方次第で印象はガラッと変わります。
ストレートで飲むと、このウイスキー特有の癖を感じやすいんですよね。
わずかなピート感と、独特のフルーティーさが「苦手」と感じる方もいるようです。
私も最初にストレートで飲んだときは「おっ、癖があるな」と思いました。
でもハイボールにしたら印象が一変。
「あれ、これめっちゃ飲みやすいじゃん」ってなったんです。
もし「まずい」と感じた方は、まずハイボールか水割りで試してみてください。
それでもダメなら、味の方向性が合っていない可能性があるので、同価格帯の別の銘柄を試すのもありです。
味の好みは人それぞれ。「まずい」のではなく「合わない」だけかもしれません
同価格帯のウイスキーと比較すると、ティーチャーズはもっとスモーキーで主張が強く、バランタイン ファイネストはよりまろやかでクセが少なめ。
ブラック&ホワイトはその中間くらいのポジションです。
合わせたいおつまみ3選
ブラック&ホワイトのフルーティー×スモーキーという特徴に合うおつまみを3つ厳選しました。
実際に私が家飲みで試して「これは合うな」と思った組み合わせです。
素焼きミックスナッツ
個人的に、この手のウイスキーにはナッツ系のおつまみが抜群の相性ですよ。
ナッツの香ばしさがスモーキーさと調和して、お互いを引き立て合うんです。
手軽さとコスパも最高。
1kgの大袋を買っておけば、毎晩の晩酌にいつでもスタンバイOKです。
ハイボールにもロックにも合う万能おつまみとして、うちでは常備しています。
燻製チーズ
スモーキー同士の相乗効果で、燻製チーズとブラック&ホワイトは鉄板の組み合わせです。
フルーティーな甘みがチーズの塩気を引き立てて、もう止まらなくなります。
特にロックやストレートと合わせると、おつまみとウイスキーが渾然一体になって最高ですよ。
妻にも勧めたら「これはワインのおつまみかと思った」と言ってました。
ウイスキーにも合うんだよって教えてあげたら、それ以来うちの冷蔵庫に常備されるようになりましたね。
ドライフルーツ
意外に思われるかもしれませんが、ドライフルーツもウイスキーのおつまみとして優秀なんです。
ブラック&ホワイトのフルーティーな香りとドライフルーツの甘酸っぱさがシンクロするんですよ。
特にレーズンやアプリコットがおすすめ。
水割りと合わせると、まるで上品なデザートタイムになります。
お酒に関わる仕事をしていると、いろんなペアリングを試す機会があるんですが、ドライフルーツ×ブレンデッドスコッチは意外と知られていない名コンビだと思います。
総合評価|酒おやじの正直採点
ブラック&ホワイトの総合評価を、酒おやじの独断と偏見で採点します。
| 評価項目 | スコア |
|---|---|
| 香り | ★★★★☆(4.0) |
| 味わい | ★★★☆☆(3.5) |
| 余韻 | ★★★☆☆(3.0) |
| コスパ | ★★★★★(5.0) |
| 初心者おすすめ度 | ★★★★☆(4.0) |
| 総合 | ★★★★☆(3.9) |
こんな人におすすめ・おすすめしない
- コスパ重視でスコッチの入門酒を探している人
- ハイボール用の常備酒を探している人
- 癖のあるウイスキーが好きな人
- 歴史ある銘柄を手軽に楽しみたい人
- 毎日の晩酌でいろんな飲み方を試したい人
- スモーキーさが全く苦手な人
- シングルモルト級の個性を期待する人
- とにかくクセのないウイスキーが好みの人
よくある質問(FAQ)
Q. ブラック&ホワイトはどこで売ってる?
大手スーパーや酒量販店(やまや、リカーマウンテンなど)で取り扱いがあります。ただし店舗によっては置いていない場合もあるので、確実に手に入れたい方はAmazonや楽天がおすすめです。私もネットで購入することが多いですね。
Q. ブラック&ホワイトは終売したの?
終売ではありません。流通量が変動することがあるため一時的に品薄になることもありますが、定番商品として販売が続いています。見つけたときに買っておくと安心ですよ。
Q. ティーチャーズやバランタインとの違いは?
ティーチャーズはよりスモーキーで個性が強め。バランタイン ファイネストはまろやかでクセが少ないタイプ。ブラック&ホワイトはその中間で、フルーティーさとスモーキーさのバランスが特徴です。
Q. ウイスキー初心者にもおすすめ?
ハイボールや水割りなら初心者にもおすすめできます。ストレートだと癖を感じやすいので、まずはハイボールから試してみてください。1500円台なので、お試しのハードルも低いですよ。
まとめ|ブラック&ホワイトは1500円台の隠れた実力派
今回はブラック&ホワイトを4つの飲み方で徹底検証してみました。
改めて要点をまとめると、こんな感じです。
1884年から続くビッグ5の歴史を持ちながら、1500円台で買えるコスパの良さ。
フルーティーさとスモーキーさが同居する独特の味わいは、飲み方次第で大きく表情が変わる懐の深さがあります。
特にハイボールでの実力は目を見張るものがありました。
常飲酒としてのコスパは間違いなくトップクラスです。
角ハイ一辺倒の方も、たまにはこの歴史あるスコッチでハイボールを作ってみてはいかがでしょうか。
きっと新しい発見がありますよ。
気になった方は、ぜひ晩酌のラインナップに加えてみてくださいね。


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